1+1が2じゃなく、3とか4くらいになるんじゃないかなって
「今までも、例えばマスコミに何かあるたびに騒がれてきましたが、それに対して反論も反応もしないことが私のポリシーでした。だけど、ここ最近すごくナチュラルな自分を取り戻すことができて、素直な思いを話してもいいんじゃないかなって思えたんです」。昨年末、スタートトゥデイ社の前澤友作社長との報道が話題を呼んだ彼女は、インタビューの冒頭でこう話した。離婚を経験した後は、シングルマザーとして、あくまで2人の子どもを生活の主体に。新たな恋愛や女性としての幸せには憧れを抱きつつも、“家庭の中には必要がない”というスタンスを貫いてきた。しかし、現在のパートナーに出会ったことで、その気持ちに大きな変化が。「好きだから一緒にいたいと思ったし、彼との今後がすごく楽しみに思えたんです」。
パートナーと自分の共通項について、「どちらかというと一人で頑張ってきたタイプ」「社会や人のために役立つことをしたいという思い」と語る紗栄子。「そんな二人を足し算したら1+1が2じゃなく、3とか4くらいになるんじゃないかなって」。彼女の家族やスタッフまでも広く気使う彼を2人の子どもたちはすんなりと受け入れ、今は充実した毎日を送っているのだそう。インタビューではそのほか、パートナーと叶えていきたい将来のヴィジョンや2人の今後、そして昨年訪れたという、7歳の長男との間に生じたちょっとしたトラブルなどについて触れ、シングルマザーという経験を通じて働く女性や母親たちへもエールが送られた。
さらに特集内では、思わず触りたくなる“マシュマロボディ”を披露したヘルシーかつセンシュアルなヴィジュアルと、そのボディをキープするためのビューティルールを掲載。常に明確なヴィジョンを持ち、しなやかで飾らない生き方が人々を惹きつけてやまない彼女。その新しい人生のスタートを切り取った特集を、ぜひチェックして。
※「」内はNumero TOKYO 2016年3月号より抜粋