テイラー・スウィフト(Taylor Swift)がメット・ガラ2016の司会を務めることになった。毎年著名セレブたちが華やかなドレスに身を包んで集結するニューヨークのメトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュート・ガラだが、手製のオートクチュールと機械製のファッションを比較する「マヌスXマシーナ:ファッション・イン・アン・エイジ・オブ・テクノロジー」をテーマとする来年5月のガラで、テイラーは俳優イドリス・エルバ、同イベントのスポンサーを務めるアップル社のチーフ・デザイナー、ジョナサン・アイヴと共に今回はゲストではなく司会として参加することになる。
コスチューム・インスティテュートの学芸員アンドリュー・ボルトンは、手作業で作られるオートクチュールと既製服の間にある「ぼやけた」境界線に焦点を当てたコスチュームの展示になるとし、「伝統的にオートクチュールと既製服は手製が機械製かで区別されていました。ですが、最近ではどちらも同じような熟練度と技術を兼ね備えており、その区別の境界線がはっきりしなくなってきています」とヴォーグ誌に説明している。
今年のガラでは、テイラーはピンクの体のラインが強調されるドレスを着てセレーナ・ゴメスと一緒にレッドカーペットに登場していた。
メット・ガラ2016は来年5月2日に開催を予定しており、米ヴォーグ誌編集長のアナ・ウィンターとシャネルのクリエイティブ・ディレクターのカーラ・ラガーフェルドが名誉会長を務めることになっている。