名和晃平&Sandwich設計の新アートスペース「seeen Harajuku」が誕生 | Numero TOKYO
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名和晃平&Sandwich設計の新アートスペース「seeen Harajuku」が誕生

「seeen Harajuku」外観
「seeen Harajuku」外観

彫刻家・名和晃平(※1)と、名和が主宰するクリエイティブ・プラットフォームSandwichが設計を手がけた新たなアートスペース「seeen Harajuku(シーン ハラジュク)」が、東京・神宮前にオープン。こけら落としとして、名和の個展「At Random」を11月1日から28日まで開催する。新作を含む彫刻や平面作品、インスタレーションを通して、記憶やイメージが交錯する作品世界に触れられる。

(※1)参考記事:Numero.jp名和晃平インタビュー: 明治神宮×最新個展でひも解くアートのヴィジョン

「seeen Harajuku」内観
「seeen Harajuku」内観

「seeen Harajuku」は、1階から4階までの4フロアで構成されるアートスペース。曲面を重ねた彫刻的なルーバーの外観「Shading Drapes」と、洞窟を思わせる内部空間が特徴で、建築そのものがひとつの作品のような存在感を放つ。展示やイベント、ワークショップなどを通じて、地域に根ざした文化芸術の拠点を目指す。

オープニングを飾る「At Random」では、名和の多様な作品シリーズを紹介。代表作「PixCell」や、そこから派生した「Prism」、日本初公開となる「Spark」、AIという新たな知性の到来を表現した「Throne」などが並ぶ。さらに、ボックス型の構成によって独立した彫刻として展開する「Biomatrix」や、ルーバー状の外壁と呼応する描線作品「Plotter」、螺旋階段の中央でトップライトに向かって伸びる新型の「Ether」など、作品と建築の関係にも注目したい。

本展のテーマを象徴する新作が、「記憶の断片」をキーワードとした「PixCell-Memorandum」だ。名和が国内外の都市で撮影した写真を断片化・再構成し、その表面に無数のセルを敷き詰めた平面作品で、視点によって都市のイメージが現れては消え、新たな像が立ち上がる。

Photo: Nobutada OMOTE © Kohei Nawa | Sandwich
Photo: Nobutada OMOTE © Kohei Nawa | Sandwich

「seeen Harajuku」が位置するのは、藤原ヒロシがディレクションを手がけるコンセプトストア「V.A.」の角を曲がってすぐの場所(※2)。にぎやかな商業エリアの中で、日常の喧騒から少し離れ、建築と作品が織りなす空間に没入できるのも魅力だ。

(※2)参考記事:Numero.jp藤原ヒロシがディレクションを手掛けるコンセプトストア「V.A.」が表参道モントーク跡地にオープン

名和晃平の作品を通して、記憶やイメージの新たなつながりに出会える「At Random」。表参道・原宿エリアを訪れる際は、新たに誕生したアートスペースにも立ち寄ってみては。

「At Random」
会期/11月1日(日)〜11月28日(土)
会場/seeen Harajuku
住所/東京都渋谷区神宮前6-1-7
時間/12:00〜18:00
休館/会期中無休
URL/https://seeen.jp/harajuku

Text:Hinako Yano

 

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