「シャネル」と是枝裕和による次世代の映像作家育成プログラム、受賞3作品がサン ジェルマン デ プレ劇場で上映 | Numero TOKYO
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「シャネル」と是枝裕和による次世代の映像作家育成プログラム、受賞3作品がサン ジェルマン デ プレ劇場で上映


シャネル(CHANEL)と映画監督の是枝裕和が、日本の次世代を担うフィルムメイカーの育成を目的として始動したプログラム「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」。同プログラムのコンペティションにおいて選出された3作品が、7月8日にパリの映画館サン ジェルマン デ プレ劇場にて上映された。

是枝裕和
是枝裕和

シャネルによる映画への情熱と創造への継続的なコミットメントの一環である「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」では、2024年11月にマスタークラスを開催。是枝監督をはじめ、メゾンのアンバサダーを務めるティルダ・スウィントン、安藤サクラ、映画監督の西川美和、俳優の役所広司を講師として迎え、現代の日本映画界を牽引するメンバーとの対話を通じて、参加者の創造性を育む学びの機会を創出した。併せて、マスタークラスの受講者を対象に、ショートフィルムプログラムを実施。シャネル・ネクサス・ホールでの一般公開を経て、今回、サン ジェルマン デ プレ劇場で上映されたのは、このコンペを勝ち抜いた古川葵監督『夕べの訪問客』、首藤凜監督『親切がやって来る』、田中さくら監督『夜明け』の3作品となる。
写真左から、古川葵、首藤凜、田中さくら
写真左から、古川葵、首藤凜、田中さくら

会場となったサン ジェルマン デ プレは、シャネルの支援による改修を経てリオープンした歴史ある映画館であり、上映当日には是枝監督と受賞者3名によるトークセッションも開催。その後に行われたレセプションでは、登壇者や観客が映画制作をめぐって互いに交流を深めるなど、クリエイティブな対話と芸術的卓越性を大切にする本イベントらしい光景も見られた。

もともと、シャネルと映画との関わりは古く、創業者であるガブリエル・シャネルがグロリア・スワンソンをはじめとする当時のハリウッド女優たちの衣装を手掛けて以来、約100年近くにわたって継続している。映画文化に寄与する精神は現在も受け継がれており、ミシェル・ゴンドリー、アルフォンソ・キュアロン、ソフィア・コッポラといった世界的名匠との協業から、名作修復プロジェクトに至るまで多岐に渡る。また現在、アーティスティック・ディレクターを務めるマチュー・ブレイジーも、ランウェイショーにおけるシアトリカルな演出や、ガブリエル・シャネルが衣装を手掛けた1931年公開の映画『今宵ひととき』をコレクションピースに落とし込むなど、映画芸術の創造性を称え続けている。

こうしたさまざまな取り組みに加え、本イベントに象徴される若きクリエイターへの支援活動は、メゾンが培った知識や経験を次世代へと継承していくというシャネルのブランドフィロソフィーを雄弁に体現していると言えよう。

CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS
URL/https://www.chanel.com/-TOKYO_LIGHTS

 

 

Photos: ©️Chanel Text: Tetsuya Sato

 

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