KiiiKiiiインタビュー「5つの個性が重なって、私たちはKiiiKiiiになる」
2025年2月のプレデビュー以来、自由な感性と独自の世界観で、K-POPシーンを軽やかに刷新してきた5人組ガールズグループ、KiiiKiii(キキ)。『I DO ME』から『404(New Era)』まで、進化を続ける彼女たちの素顔と未来への想いについて聞いた。
5人5色。それがKiiiKiii

──もしKiiiKiiiを韓国のお菓子に例えるなら?
JIYU(ジユ)「私は『コブクチップ(꼬북칩)』。薄い層が何重にも重なっていて、食感も味わいも豊かなお菓子です。私たちも、一人ひとりの個性が集まって、KiiiKiiiらしさが生まれていると思います」
LEESOL(イソル)「私は『ヤンパリン(양파링)』。玉ねぎって、何枚皮をむいても玉ねぎですよね(笑)。KiiiKiiiも、次々と新たな表情を表現しながら、そのすべてが私たちらしさにつながっているので、このお菓子がぴったりかなと思いました」
SUI(スイ)「私は『ジョリポン(죠리퐁)』です。昔から親しまれているお菓子ですが、牛乳をかけたり、トッピングに使ったり、楽しみ方がたくさんあるんです。私たちも、身近にありながら、ずっと新しい楽しみ方ができるようなグループになれたらうれしいです」
HAUM(ハウム)「『コレパプ(고래밥)』です。クジラや海の生き物の形をしたお菓子で、ひとつ取るたびにどんな形が出てくるのかワクワクするんです。KiiiKiiiも、見るたびに新しい発見があるグループでいたいです」
KYA(キヤ)「『オルチョ(얼초)』です。いろんな色のチョコペンで自由にデコレーションできるお菓子なんですが、KiiiKiiiも『オルチョ』のように、みなさんがそれぞれの好きなスタイルで楽しんでいただけたらうれしいです」
──メンバーからも「それがあなたらしいよね」と言われる、自分らしさとは?
スイ「みんなといると、ついふざけたり甘えたりしてしまうんです。でもメンバーが『それがスイらしいよね』と言ってくれるので、そのままでいていいんだと思えるようになりました」
ジユ「私は少しでも空き時間があると、じっとしていられないタイプなんです。本を読んだり、何か新しいことを始めたりしていると、『やっぱりジユらしいね』って言われます(笑)」
キヤ「音楽が大好きで、朝から夜までずっと音楽を聴いています。お気に入りの曲をいくつかのプレイリストにまとめていて、その日の気分に合わせて選んでいます。『気付けばいつでも音楽を聴いているのがキヤらしい』とメンバーは言ってくれます」
ハウム「考えごとが多くなると、一度気持ちを切り替えるために別のことを始めるんです。落ち込みすぎないように自然とそうしているんですが、それが私らしいところみたいです」
イソル「私は本当に辛いものが大好きなんです(笑)。最初はメンバーも、私が使う香辛料やわさびの量に驚いていましたが、今ではそれが私の個性だと受け入れてくれているようです」

──日本でも大人気の曲『404 (New Era)』でKiiiKiiiにハマった人に、次にチェックしてほしい、おすすめのコンテンツを教えてください。
キヤ「まずは、1stミニアルバム『UNCUT GEM』から、最新EP『Delulu Pack』まで、ぜひ順番に聴いてみてください。曲ごとに雰囲気が違うので、きっとお気に入りの一曲が見つかると思います。歌詞にも私たちからのメッセージが込められているので、ぜひ注目してください」
イソル「私たちの音楽を楽しんでいただいたら、次はYouTubeコンテンツ『KiiiKiii PangPang(키키팡팡)』もおすすめです。ステージとは違う、普段の私たちの姿を知っていただけると思います」
スイ「『KiiiPoiiiint』もぜひ観てください。MVやステージのビハインドだけでなく、本番に向けて一生懸命準備している姿も収められています」
ハウム「私も『KiiiPoiiiint』ですね。特に『I DO ME』のビハインドは、私たちらしい空気感がすごく伝わる映像なので、TiiiKiii(KiiiKiiiのファンネーム)のみなさんにもぜひ観ていただきたいです」
ジユ「最近はショート動画もたくさん投稿しています。日本で話題になったダンスにも挑戦しているので、ぜひチェックしてください!」
──つまり、全部観るのがおすすめ、ということですね。
全員「はい!」
もっと多くの人に、ポジティブな気持ちを伝えたい

──デビューから1年が過ぎました。「自分はアイドルなんだ」と実感した瞬間はありましたか。
スイ「雨の日にハウムさんと漢江沿いをジョギングしていたら、キャップとマスクをしていたのに学生の方が『アイドルですよね?』と声をかけてくださったんです。本当に驚いたし、すごくうれしかったです」
ハウム「友達と食事をしていたとき、お店の方にサインをお願いされたことがありました。そのとき、『私、本当にデビューしたんだ』と実感しました」
ジユ「以前、休暇で福岡を旅行したとき、空港やレストランでも『KiiiKiiiのジユちゃんですよね?』と声をかけていただいたんです。韓国国内でもそうなんですが、日本でも私たちのことを知ってくださっているんだと感動しました」
キヤ「私も福岡に家族旅行をしていたとき、気づいてくださる方がいました!」
イソル「家族とベトナムへ旅行したとき、ホテルの朝食会場やプールで声をかけていただいたんです。まだベトナムで活動したことがなかったし、プールだからノーメイクだったのに、気付いてくださって、ついにアイドルになったんだなと思いました」

──夢に向かって進むうえで、大切にしている言葉や信念は?
キヤ「子どもの頃から、『最後はきっとうまくいく』と信じてきました。だから失敗を恐れず、とにかく今できることを全力でやろうと思っています。その考え方が、いつも前向きな気持ちにしてくれます」
ジユ「私もキヤと同じように、後悔だけはしたくないので、いつも『最善を尽くそう』という気持ちでいます」
イソル「私はデビュー前から『진인사대천명(尽人事待天命)』という言葉を座右の銘にしています。自分ができる限りの努力をして、そのあとは焦らず結果を待つという意味です。今もその気持ちで、いつも全力で取り組んでいます」
ハウム「私は今でも、ステージ前にとても緊張してしまうんです。そんなときは、心の中で『うまくやってるよ、大丈夫だよ』と自分を励ましています」
スイ「練習生の頃、もう限界だと思ったとき『あと2回だけやってみよう』と自分に言い聞かせていました。これは尊敬する先輩の座右の銘なのだそうですが、この言葉は今でも私を支えてくれています」
──最後に、5年後、10年後、KiiiKiiiはどんなグループでありたいですか。
ジユ「私たちは音楽を通して、誰かの背中を少しでも押せる存在でありたいです。5年後も10年後も、今よりもっと多くの人にポジティブな力を届けられるアーティストでいられるように、目の前の一瞬一瞬を大切に積み重ねていきたいです」
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Photos: Shim Kyutai Interview & Text: Miho Matsuda Edit: Yukiko Shinto
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