【Editor’s Letter】バッグという自由 | Numero TOKYO
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【Editor’s Letter】バッグという自由

2026年7月28日(火)発売の『ヌメロ・トウキョウ(Numéro TOKYO)』2026年9月号に寄せて。編集長・水戸美千恵からのエディターズレター。

バッグは、ファッションアイテムのなかでも少し特別な存在だ。

靴には歩くための役割があり、コートには寒さから身を守る役目がある。一方でバッグは、必ずしも合理的である必要はない。ケータイしか入らなくても、扱いに気を使う素材であっても、美しさがあれば、それだけで持つ理由になる。だから私たちは、バッグを「愛でる」のだと思う。見た目だけではない。清水買いして見るたびに頑張ろうと思えるでも、物がたくさん入って服と合わせやすいから迷うことなく時短になるでも。スタイリングを完成させるだけでなく、自分の気持ちまで上向かせてくれるから。

9月号では、そんなバッグの魅力を大特集。人気ブランドの新作バッグから、クリエイターのお気に入りバッグとその中身、マニ
アによるトートバッグコレクションまで紹介しています。作家・新川帆立さんのエッセイでは、「実用性からは程遠い。それでもこのバッグを使うのは、何を隠そう、可愛いからだ」という潔い言葉が。そして、好きなバッグを持つことで、社会の役割から少しだけ自由になり、「本来の自分」に戻れる時間について綴っています。

お気に入りのバッグは自信を運び、自分らしさを運んでくれます。今号が皆さまの新たな相棒と出会うきっかけになりますように。

life in layers

京都の日本茶専門店、一保堂茶舖が東京・麹町に予約制プライベートサロン「Room Ippodo」をオープン。キッチン設備を整えた14席のエクスクルージブな空間で、より専門的な知識と豊かな食体験を提供。抹茶をはじめ、玉露、煎茶、番茶など30種類以上ある銘柄の特性と淹れ方を学ぶワークショップや、気鋭の料理家やパティシエによるペアリングコース体験、スパイスや日本酒の専門家を招いたイベントやトークショーなどが予定されているそう。1銘柄の煎茶から作られた3種類のドリンクとフードのペアリングをいただくオープニングイベントに参加したのですが、その味わいの豊かさと奥行きに驚きました。
https://www.ippodo-tea.co.jp/

ストラスベリーのスエードバッグ。スコットランド・エディンバラ発のラグジュアリーレザーブランドで、厳選されたスペイン産最高級レザーを用い、熟練した革職人によるハンドメイド。楽譜フォリオから着想を得たメタルのバークロージャー、ミュージックバーがアイコンです。上品なデザインのハンドバッグは、イギリスのキャサリン妃ら世界のロイヤルファミリーやセレブリティにも愛用され、日本でも人気上昇中。このバッグはPCも入るサイズながら、すっきりとしたデザインが大きさを感じさせず、ショルダー部分が太めなので楽に持てるので出番が多いです。
strathberry.com

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Profile

水戸美千恵Michie Mito 編集長。大学時代にジャーナリストアシスタント、ライターとして書籍、雑誌に携わる。卒業後扶桑社へ入社し、女性ファッション誌を経て『NumeroTOKYO』創刊1年目より副編集長に就任。連載「YOUのテキトーく」「佐久間由美子が聞く 女性表現者たちの闘い」を担当。好きなものは、ファッション、食、旅、アート。座右の銘は「いつも心にナンシーを」。
Instagram: @mitomichie
 

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2026.7.28 発売

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