
シャネルと是枝裕和がタッグを組み、若手フィルムメーカーの育成・支援を目的に始動したプログラム「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」。本プログラムのマスタークラスを修了し、コンペティションで選出されたショートフィルム3作品が、4月24日(金)よりシャネル・ネクサス・ホールにて一般公開される。
2024年11月に開催された記念すべき第一回目のマスタークラスには、是枝監督をはじめ、アンバサダーのティルダ・スウィントンと安藤サクラ、俳優の役所広司、映画監督の西川美和が講師として参加し、ワークショップを行った。そして、この特別なマスタークラスを受講した参加者たちには、ショートフィルムコンペティションへの応募資格が与えられ、厳正な選考の結果、3作品が選出された。

受賞した3名の監督には、シャネル傘下のメゾンダールであり、コスチューム ジュエリーやボタン制作で知られるデリュが手掛けた特製トロフィーが授与される。このトロフィーは、シャネルを象徴する素材の一つであるツイードからインスピレーションを受けてデザインされたもの。ツイードが多彩な糸を織り合わせながら生まれるように、映画という総合芸術もまた、多くの人の想いや出会い、感情が重なり合い、時を超えて紡がれていくものという思いが込められている。
受賞作3作品は以下の通り。

『親切がやって来る』
監督/首藤凜
出演/出口夏希、佐藤寛太、筒井真理子
美央子は、夜の国道沿いですれ違った酩酊状態の女性・朝子を介抱する。その光景を見ていた青年も救援に加わるが、朝子は自宅の住所もあやふやで言えない。免許証に書かれた住所まで、他人同士の三人で向かう夜の散歩は愛おしい時間でもあったが、次第に酔いが覚めてきた朝子は、なぜ自分がこんなに親切にされているのか分からなくなってくる。

『夜明け』
監督/田中さくら
出演/深川麻衣、羽瀬川なぎ
姉妹のリツコとトウコは、ともに人生の節目を迎え、二人暮らし最後の朝を迎えようとしていた。街が目覚める前の静かな部屋で、ぽつりぽつりと交わされる言葉。夜明けとともに別れの時間が近づくなか、ふいに、まだ幼かった二人の「一つの出来事」をめぐる記憶の食い違いが浮かび上がる。

『夕べの訪問客』
監督/古川葵
出演/佐津川愛美、仁科貴
一人残業中の弁護士・洋子の前に、かつて離婚裁判で救うことのできなかった依頼者・田代が三年ぶりに現れる。訪問の理由を明かさないまま居座る田代の真意を探るうち、洋子の抱いていた罪悪感は、次第に恐怖へと変わっていく―。孤独な二人が繰り広げる緊迫の密室劇。
シャネルは「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」を通じて、創造性あふれる表現を育み、日本および世界のアーティスティックなコミュニティの発展を支えていく。そうした取り組みから生まれた3作品を、この機会にぜひ会場で鑑賞したい。
CHANEL AND CINEMA -TOKYO LIGHTS CINEMA WEEKS
日時/4月24日(金)~5月24日(日)入場無料/予約優先
場所/シャネル・ネクサス・ホール
住所/東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
※4月13日(月)よりシャネルのLINEミニアプリで予約開始予定
Photos: ©️Chanel
