
世界90ヶ国以上、650軒を超える独立系ラグジュアリーブティックホテルが名を連ねる、世界有数のホテルブランドグループ、スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(以下SLH)。平均約50室という小規模なホテルが中心で、ラグジュアリーでありながら、それぞれの土地の文化や自然、歴史を感じることができる個性豊かな滞在体験を提供している。今回はそのSLHの中から、パリ滞在におすすめの3軒をパリの街とパン屋に精通したパン野ゆりがレポート。vol.1はグランド・パワーズ。

モンテーニュ通りを中心とするゴールデン・トライアングルのド真ん中に位置する「グランド・パワーズ」。ショッピングも観光も全力で楽しみたい人のための5つ星ブティックホテルです。開業はなんと1920年。リヴィエラへ向かう途中にパリへ立ち寄る英語圏の旅行客たちのお気に入りのホテルとなったそう。その後リノベーションによって、クラシックなデザインは残しつつ現代的にアップートを遂げました。
クラシックな外観に反して、内装は軽やかなモダン・クラシック。イタリアンデザインの家具やアール・デコ調のディテールが、洗練された空気を纏っています。落ち着いているのに、ちゃんと気分が上がるのがこのホテルらしさ♡
(左)ウェルカムシャンパンをレセプションでいただきます。
(右)ウェルカムクロワッサンとパン・オ・レザン。アイスティーもフルーティーで美味。

客室は、全50室を備え、ジュニアスイート12室、スーペリアルーム18室、デラックスルーム19室、そして最上階には75㎡の特別なスイート「レレガント(L’Élégante)」が1室あります。今回は、淡いピンクやブルーを基調にしたジュニアスイートに宿泊しました。天井が高くて、窓からたっぷり光が入るので、とにかく明るくて気持ちいい!

ふかっとしたソファやセンスのいいアートが置かれていて、写真を撮りたくなるポイントも高し。
ベッドまわりのゴールドのあしらいもさりげなくて、ちゃんと上質なのに気取らない感じがちょうど良き。
バスルームは大理石風タイルでまとめられていて、真鍮の蛇口がキラッとアクセント。広めのバスタブ(パリでバスタブ‼︎最高‼︎)にお湯を張ったら、それだけで旅の疲れが一気にオフ。アメニティはディプティックで香りもよく、シャワータイムまでご褒美感たっぷり♡


お部屋全体がリラックスムードなのに、ちゃんとおしゃれ。長居したくなる、居心地のいいホテルステイがここにあります。

24時間オープンしているスパは、サウナやスチームルーム、トリートメントルームに加え、広々としたジャグジーを併設。さらに、テクノジム®の機器を備えたフィットネスルームもあり、滞在中もウェルネスライフをサポートしてくれます。

旅の楽しみといえば、やはり食。グランド・パワーズはバー&レストランにも力を入れていて、フランス産の肉や魚、旬の野菜を中心に、できる限り地元に近い産地から食材を仕入れているそう。こうした取り組みにより、ホテル内のCafé 52は、フランスの持続可能なレストランを認定する制度であるエコテーブルの2マカロンを取得しているのだとか!
スパで整え、カフェ52で軽くエネルギー補給をしたら、また街へ‼︎
「拠点力の高さ」が魅力なグランド・パワーズですが、何より私の楽しみはモーニングのパンを堪能すること。
棚にずらりと並ぶ焼きたてのパンたちに、思わず足が止まります。ホテルのモーニングビュッフェは、もはや“パンの小さな美術館”。
焼きたての香りに包まれて…♡
思わず全部取りたくなるホテルのモーニングビュッフェ。つやつやのクロワッサンは層がくっきりで、持ち上げただけでサクッと音がしそう‼︎
ひと口かじると外はパリパリ、中はバターがじゅわ〜っと広がって、朝から幸福度MAX。
素朴なカンパーニュや田舎パンも並んでいて、ジャムやハチミツをのせるだけで完成度の高い朝ごはんに早変わり。パンオショコラは中からとろっとショコラが顔を出すし、マーブル模様のケーキはコーヒーのお供にぴったり。

ハムやチーズ、フルーツをちょこっと添えて、自分だけのプレートを作るのも楽しい時間。甘い→しょっぱい→また甘い…の無限ループ突入確定。気取らないけどちゃんと美味しい、朝からテンション上がるパン天国でした♡
Hotel Grand Powers
住所/52 Rue François 1er, 75008 Paris
www.slhhotels.jp/hotels/grand-powers/
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