リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)がディズニー映画『ティンカーベル』の実写版でタイトルロールを演じることになった。『ティンク』と名づけられた同作品の中で、2010年にはエリザベス・バンクスが『ピーター・パン』に登場する小さな妖精ティンカーベル役を演じる予定であったが、リースが主演を務めるとともにプロデューサーも担うことになったのだという。『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』の脚本家ヴィクトリア・ストラウスが同作品の脚本を担当する。
ザ・ハリウッド・リポーターによると、この新作では有名な『ピーター・パン』の時系列やアイデアを元に今まで語られていなかったティンカーベルにまつわるストーリーが紐解かれていくという、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』に似たような展開になるという。とはいえ、同作品の製作費は1億8000万ドル(約217億円)の製作費を要した『マレフィセント』や9500万ドル(約115億円)の製作費をかけた『シンデレラ』よりも控えめな予算になるそうだ。
2010年にエリザベスがお茶目なキャラクター、ティンカーベルを演じると発表されてからディズニーは『マレフィセント』『ジャックと豆の木』『シンデレラ』を実写版として贈りだしてきた。さらにディズニーは今後も『ダンボ』『ムーラン』『ピノキオ』『リトル・マーメイド』『美女と野獣』のリメイクを発表していくとしており、『美女と野獣』にはエマ・ワトソン、ユアン・マクレガー、イアン・マッケラン、エマ・トンプソンらが出演することが決定しており、今年後半から撮影が始まる同作は2017年3月公開予定となっている。