巨匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、女優マリオン・コティヤールを迎えて新作を制作。いよいよ日本で公開となる。ダルデンヌ兄弟といえば、カンヌ国際映画祭にて二度のパルムドールに輝き(『ロゼッタ』『ある子供』)、同映画祭で史上初の5作品連続主要賞6賞の受賞を誇る名監督。マリオン・コティヤールは『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー賞主演女優賞受賞。オスカーを受賞した2人目のフランス人女優、またフランス語の演技でアカデミー賞を受賞した初の俳優だ。
サンドラ(マリオン・コティヤール)は体調不良から休職をしていたが、ようやく復職できることになった。しかし、その矢先の金曜日に、上司から解雇を言い渡された。解雇を免れる方法は、16人の同僚のうち過半数が自らのボーナスを諦めること。ボーナスをとるか、サンドラをとるか、月曜日の投票に向け、サンドラは家族に支えられながら、週末の二日間、同僚たちを説得に回る。
状況はけして簡単ではない。「ボーナスをあきらめてほしい」と説得しなければならない同僚の中には、賃金が足らず、休日に別の仕事をしている者、妻がサンドラのように失業している者など、それぞれがまた問題を抱えている。町には転職しようにも仕事がない…。
Culture / Post
ダルデンヌ兄弟とマリオン・コティヤールがおくる映画『サンドラの週末』
観る人はサンドラになって、あるいは同僚になって、自分だったらどうするのか、選択を迫られるかもしれない。でもいつしか、自分の存在価値を何度も疑いながらも自身を見つけ出していくサンドラに寄り添い、人の強さ、優しさ、絆についてあらためて信じたくなるはずだ。
『サンドラの週末』は、5月23日(土)より、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。<マリオン・コティヤールのインタビューはこちら>
『サンドラの週末』は、5月23日(土)より、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。<マリオン・コティヤールのインタビューはこちら>
サンドラの週末
監督・脚本・製作/ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
出演/マリオン・コティヤール、ファブリツィオ・ロンジォーネほか
公開/5月23日(土)より、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給/ビターズ・エンド
© Les Films du Fleuve -Archipel 35 -Bim Distribuzione -Eyeworks -RTBF(Télévisions, belge) -France 2 Cinéma
HP/http://www.bitters.co.jp/sandra/index.html
監督・脚本・製作/ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
出演/マリオン・コティヤール、ファブリツィオ・ロンジォーネほか
公開/5月23日(土)より、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給/ビターズ・エンド
© Les Films du Fleuve -Archipel 35 -Bim Distribuzione -Eyeworks -RTBF(Télévisions, belge) -France 2 Cinéma
HP/http://www.bitters.co.jp/sandra/index.html