体や性をめぐるあれこれ、人間関係や恋愛、社会についてなど、読者の抱える「モヤモヤ」をバービーが一緒に考えます。正解は見つからないかもしれないけど、チャクラは開放できちゃうかも?!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年6月号掲載)

【今月のモヤモヤ】
「妊活をはじめてから、配慮のない夫の行動にイライラしてしまいます」
仕事が好きでキャリアを積み重ねていきたいと思いつつ、高齢の親に早く孫を見せたいと思い、妊活を開始。今はタイミング法の段階ですが、薬を飲んだり、注射を打ったり、指定日に病院に行ったりと女性の負担が大きすぎる。夫は私を思いやってくれますが、禁酒している私の前でおいしそうにお酒を飲んだり、妊娠するかもしれないのに夏フェスのチケットを取ったり。無邪気な行動がいちいち気に障ります。(まいまい、32歳、会社員)
【バービーからのメッセージ】

立ち止まっている時間がもったいない。ときには腹をくくることも大切
「めちゃくちゃわかります。私も妊活中は『なんで私ばっかり!』ってムカついていました。もっと働きたいのに、日々の治療や検査で時間を奪われ、やりたいこともできずに我慢を強いられると感じていました。その気持ちとどう折り合いをつけたか。私の場合は『女性だけが大変すぎる』と思っているうちは子どもを授かれない、と腹をくくったというのが近いかもしれません。もちろん『どれだけの負担を強いられているか理解して、もっと言動に配慮して』と相手に伝えることも大事。でも、変わらない夫に腹を立て、妊活がしんどくなって立ち止まっている時間がもったいない。男性が妊娠できるわけではないから、するしかないというか。
私は妊活中、夫が飲みに行ったり、遊びに行くのは平気でしたが、夫の働き方が変わらないことに腹を立てていました。実はこれ、結婚前から揉めていて、子が生まれた今もまだ解決していません。私は出産し、子育てするため、家族の時間を捻出するために、柔軟な働き方ができるよう努力をしてきたのに、あなたは何を変えたの?って。今も変わらず好きな仕事をしている夫はどうしても自分のために働いているようにしか思えなくて。
残念なことに妊活中だけでなく、産後も『なんで?』と思うことはあります。それは夫ではなく社会に対して。夫は育休を3カ月取りましたが、正直、全然足りなかった。でも、世間的には育休を取る父親は賞賛されるじゃないですか。そういうこともイラッとして。こっちは人生を丸ごと変えているのに、“育児参加”して、元の仕事に戻れる夫が褒められる。そういう意味では、女性の負担に理解が及ばない社会への不満はこれからも続くんだろうなとは思います」
心身の負担を減らすために、妊活の方法を見直してみることもおすすめ
「もし、今のまいまいさんの心身の負担を減らすための具体的なアドバイスができるとしたら、妊活の方法を一度見直すのもアリなんじゃないかと思います。というのも、私も初期段階でタイミング法を行ったのですが、振り返ればこの方法がいちばん労力がかかり、時間も取られて大変だった気がします。
タイミング法は経済的なハードルが低いため不妊治療の第一歩として病院が勧めるのもよくわかる。ただ、費用と時間のバランス、そして、まいまいさんの心身を第一に考えて、別の方法に早めに切り替えてもいいのでは、と。私の場合はTRIO検査をして、子宮内環境の改善に取り組み、最終的に顕微授精に舵を切りました。採卵手術はそれなりに体に負担もかかりますが、できるだけ早く妊娠に近づくための方法を探り、トライすることも大事かなと思います」
バービーさんに相談したい、聞いてほしいあなたのモヤモヤ大募集中! テーマは体や性をめぐるあれこれ、人間関係や恋愛、社会についてなど何でもOKです。下記アンケートフォームまたはメールでご相談をお寄せください。メールの場合は、掲載可能なニックネーム、年齢、性別(任意)をお書き添えください。
アンケートフォームからの相談はこちら
メールでの相談はこちら
※ご相談の文字数は問いませんが、掲載時に編集部で要約させて頂きます。
※ご相談への回答は1号あたり1名様です。全ての方のお悩みにお答えすることはできません。
※雑誌掲載以外にもヌメロ・トウキョウやバービーさんの制作するコンテンツに掲載する場合がございます。あらかじめご了承ください。
「開けチャクラ! バービーのモヤモヤ相談室」をもっと見る
Photo:Kisimari Florist:Milena Nomura Styling:Sakura Ohishi Hair & Makeup:Izumi Hashi Interview & Text:Mariko Uramoto Edit:Mariko Kimbara
Profile




