冬のバッグどうするか問題、メタリックシルバーで解決?【#エディターたちのカートの中身】 | Numero TOKYO
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冬のバッグどうするか問題、メタリックシルバーで解決?【#エディターたちのカートの中身】

年々短くなるコートの季節……とはいえこれから3カ月ぐらいはあったかアウターが手放せません。そしてアウターはどうしても黒、グレー、ネイビーに落ち着きがちではないでしょうか。靴バッグもしかりで、やっぱり黒を選んじゃう。私の場合、保護者目線で「学校行事にも持っていける」みたいな言い訳まで立っちゃうので、子どもが生まれてからますます黒一択。蛇足ですが、ジュエリーは地金ラブ!です。

いうなればレスイズモア精神が加速しすぎ。だからたまーに、ちょっと遊び心をきかせた、差し色として秀逸で、お手頃な価格の小物にどうしようもなく惹かれることがあるんですね。それが、こちら。LASTFRAMEの「TSUBO BAG」です。

つぼ型のフォルムがかわいい! ホールガーメントの編み機で立体的に編み上げられたバッグは、伸縮性があって口がすぼまっているのに出し入れがしやすくて、「持ち運ぶインテリア」をコンセプトに開発されていることもあってオブジェのように自立してくれる。はぁ、なんとも愛おしい……。

実は、編集部の阿部も以前紹介していたマーケットバッグを私も持っているのですが、これが夏に大活躍したんです。軽くて、出し入れしやすくて、お手入れ要らず。リブ編みなので光に当たったときの表情(キラキラの濃淡)が絶妙で、カジュアルにもシックな装いの外しにも◎ 持ち運びに便利(大きい旅行バッグに忍ばせたり)といいことづくし。なので他の形も気になり、重たい色のコートにアクセサリー感覚でプラスして、手ぶらでホリデーを満喫したい……そんな気持ちでメタリックシルバーの「TSUBO」をお迎えしようと企んでいたんです、冬休みを前に。

バッグもシューズもメタリック、特にシルバーが何にでも合わせやすくて使いやすいのはわかっていますから。でもでも、この霜降りニットのマルチボーダーもすごくチャーミングじゃないですか。

シルバーも入ってるし、悩ましい! というわけで、カートに入れっぱなしで過ごすこと数週間……。みなさんはどちらがお好みですか。

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Profile

井上千穂Chiho Inoue フィーチャー・ディレクター。『Numero TOKYO』創刊時よりエディターとして主に特集を担当。2011年よりウェブマガジン「honeyee.com」「.fatale」の副編集長をつとめ、19年より出戻り現職。作り手の話を聞き、ものづくりの背景を知るとお財布の紐が緩みます。夜な夜な韓国ドラマに、休日は自然の中に逃避しがち。子連れ旅もお手のものな二児の母。

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