優しいぬくもりに包まれる「pillings」の縮絨ジャケット|私たちのモノ語り #071 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

優しいぬくもりに包まれる「pillings」の縮絨ジャケット|私たちのモノ語り #071

“ものづくりの愛おしさ、背景に創造性を持って表現していくこと”をコンセプトにし、ハンドニットアイテムを中心にコレクションを展開している「pillings(ピリングス)」。

毎回服に込められた意味が素敵で、いつか私も身に纏ってみたい...!とずっと憧れていたブランドでした。特に、自分をぎゅっと抱きしめるようなニットが登場した2023年秋冬コレクションが印象的で、そこからデザイナー・村上亮太さんの優しさあふれるお洋服の虜になりました。

そんな私が今回ご紹介するのは、甘い織りのツイード生地に縮絨加工が施されたパッチポケットジャケット。なんと言っても、裏地を生かしたディテールがユニークで可愛い。ポケットのマチや袖のスリット、ダーツに使用したスレキ(裏地の生地)が、デザインのアクセントになっています。肩周りもゆったりしていて、中に着込めるのも嬉しい。

フリーサイズ着用(身長158cm)
フリーサイズ着用(身長158cm)

私はヴィンテージのスカートにカラータイツをプラスして、レトロムードを取り入れたコーディネートをしてみました。カラーはブラックをチョイスしたのですが、漆黒ではないところがまたお気に入りです。実際に着てみると、毛糸の優しいぬくもりに包まれて、何だか守られているような気持ちに。一点一点風合いが異なるところにも愛着が湧きます。

袖を裏返してスレキの範囲を増やすと、よりラフな印象で着ることができます。思いっきり腕をまくって、デニムと合わせたカジュアルなスタイリングもしてみたい。

“毛玉たち”という意味のpillings。その名前の通り、毛玉ができるまで大切に着たいと思えるアイテムでした。ちなみに、天使モチーフの「ニッターエンジェルズ」たちが埋め込まれたニットもとても可愛くて、こちらも本気で狙っています…。

そんな愛おしいアイテムたちは、10月31日までNumero CLOSETにて予約を受付中。希少なニットを予約で確実にゲットできるこの機会に、今年も頑張った自分へギフトを贈ってみては。

紹介したアイテムはこちら
※お届けは12月上旬〜中旬を予定
※ブラックとピンクの2色展開となります

pillings
URL/https://pillings.jp/

Numero CLOSET
URL/https://shop.numero.jp/

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Profile

松岡真琴Makoto Matsuoka アシスタント・エディター。幼い頃から憧れていた編集者を目指し、大学時代に出版社でのインターンやファッションメディアのライターを経験。傍らスタイリストmidoriに師事し、2024年新卒で『Numero TOKYO』に参加。夢だった仕事ができる今に感謝し、精進の日々。趣味は食べることと日記を書くこと。

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