ハイディ・クルム(Heidi Klum)がベンドンに向けたランジェリーラインを発表した。エル・マクファーソンの後任として同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを昨年より務めているハイディが、15日(木)に自身初となる2015年春コレクションを発表した。写真家のランキンによって撮影されたその新広告ではハイディ自身がキャンペーンモデルを務めている。さらには、下着コレクションだけに留まらず、今回エルの「マクファーソン・メン」や「ザ・ボディ」のラインに代わるメンズウェアコレクションとして「HKMAN」や「ハイディ・バイ・ハイディ・クルム」も発表した。ベンドンにおけるエルのコレクションは推定1億5000万ドル(約175億円)もの価値があるとされていたが、ハイディの新コレクションはそれをさらに25パーセント増させると見られている。
ベンドンのジャスティン・デイヴィス=ライスCEOは「エルはベンドンにとって素晴らしいパートナーです。しかしながら、今、我々はさらなる飛躍する時であり、ハイディはそれを実現するためにふさわしい方です」「彼女はハイディ・クルム・インティメイツの広告の中で、スマートでセクシー、美しくて、遊び心のあるという我々のインティメイツのコレクションの精神と輝きを体現しています」「ハイディとタッグを組んでいることを心から喜んでいます」とハイディを称えた。
「フランスを巡るロマンティックな旅」をコンセプトとした今回のコレクションは、「パリの風景の要素」を取り入れ、フランスの名所である「パリのムーラン・ルージュやプロヴァンスの丘、フレンチ・リビエラのサントロペ」をコンセプトにしたアイテムも取り揃えているようだ。