東京を挙げて現代アートを発信! 国際的なアートイベント「アートウィーク東京」開幕
東京の街を舞台に、日本の現代アートを国内外に紹介する国際的なアートイベント「アートウィーク東京(AWT)」が今年も開幕。会期は、2023年11月2日(木)〜5日(日)の4日間。
2021年からスタートした「アートウィーク東京」。世界最高の規模と質を誇る近現代美術のアートフェア「アートバーゼル」(スイス)と提携し、東京における現代アートの創造性と多様性を発信する一大イベントだ。今年は、東京国立近代美術館、東京都現代美術館など、現代アートシーンを牽引する50の美術館やギャラリーが参加。それら都内の主要アートスペースをつなぐ無料シャトルバス「AWT BUS」は、昨年より1ルート増えて全7ルートを運行する。
新企画の“買える”展覧会「AWT FOCUS」では、展覧会名を「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」とし、会田誠、O JUN、大竹伸朗、杉本博司ら、64名のアーティストによる100点を超える作品を展示・販売。子ども向けガイドツアーをはじめ、多彩な関連プログラムも実施される。
また、建築家・山田紗子が設計を手掛けた「AWT BAR」では、ミシュラン1つ星のフレンチシェフがフードを提供し、建築と食を軸にアートを五感で味わえるコミュニティスペースを展開。そのほか、アートの歴史や鑑賞体験への理解を深める「AWT TALKS」では、慶應義塾大学にてシンポジウムとラウンドテーブルを開催し、オンライントークシリーズも新たに3本配信される。
幅広い鑑賞者にアートアクティビティの体験機会を創出する注目のアートイベント「アートウィーク東京」。各イベントなどの詳細は、公式サイトをぜひチェックしよう。
※掲載情報は10月30日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
「アートウィーク東京」
会期/2023年11月2日(木)〜5日(日)
会場/東京都内各所
無料シャトルバス運行時間/10:00〜18:00
※各バス停を約15分間隔で巡回
※利用の際は、各日の初回乗車時に各バス停または参加美術館に常駐のAWTスタッフから参加証を受け取ってください
URL/www.artweektokyo.com/
Text : Akiko Kinoshita