オリヴィア・ワイルド、不当解雇を訴えた元ナニーの訴訟が棄却に
オリヴィア・ワイルドと元婚約者のジェイソン・サダイキスが、不当に解雇されたとして元ナニーから訴えられていた件が「完全に棄却された」と報告した。二人は2020年11月、7年に及ぶ婚約を破棄したと発表し、その後、健康問題を理由に休暇を申し出たことで解雇されたとして元ナニーのエリカ・ジェナーロから訴えられていた。しかし今回、判事が同件が仲裁での解決を目指すべきと判断を下したことから、「完全に棄却された」と宣言した。
2人はRadarOnlineに発表した声明の中で、「オリヴィアとジェイソンは、経済的利益を得るための自己中心的な行動をとられたばかりか、メディア上で彼らの信頼を恥知らずに悪用されたこの章を、遂に閉じることを願っています」と続けている。
しかしジェナーロ側の弁護士は、訴訟は終わっていないとして、DailyMail.comにこう話している。「私たちはその決定に同意していませんが、そうなったことから、仲裁を通じて訴える構えで、同件は続きます。これは訴訟が終わるわけではありません。ただ会場が変わるだけです」「事実として、私たちは彼女が退職するように仕向けたショートメールや証言があり、いずれにしても即座に解雇されたのです。私たちはこの件に非常に自信がありますし、裁判の代わりに仲裁で対応していきます。前進する準備はできています」
ジェナーロは2月、オリヴィアとジェイソンの関係が崩壊していくなか、ストレスを理由に3日間の休暇を求めたところ解雇されたと主張している。オリヴィアが家を出て行った後、2人の幼い子供たちの世話をする時間が大幅に増えたことからストレスと不安を感じていたという。
一方でオリヴィアとジェイソン側は、ジェナーロを解雇しておらず、本人が辞職したと主張し、また辞職後5か月間の援助を申し出たほか、2020年の終わり近くに給与を倍に増額し、またジェナーロさんから2人の元でナニーとして働いた時のことをメディア上で「暴露する」と脅迫を受けたとも指摘している。
2018年から2021年までオリヴィアとジェイソンのもとで働いたジェナーロは、懲罰的損害賠償金並びに弁護費用や訴訟費用の支払いを求めている。
オリヴィアとジェイソンは2013年に婚約した後、2020年11月に破局を発表。その後オリヴィアはハリー・スタイルズと2年近く交際した後破局していた。