レオナルド・ディカプリオ、国連ピース・メッセンジャーに選出
レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)が、国連ピース・メッセンジャーに選出された。国連ピース・メッセンジャーとは、国連の活動をアピールするために選出された平和大使である。通常、芸術、スポーツ、文学など各分野で活躍する著名人から選出される。今回ディカプリオは、国連の気候変動に関連するグローバルな活動を宣伝支援する目的で、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長からその大役を与えられた。国連事務総長は、1998年に地球上に残っている野生生物の環境を認知させるための基金を自ら設立したディカプリオのことを、「世界の一流俳優の1人」というだけでなく「環境問題に対する長年における深い関わり」を持ち合わせていると表現。
ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄によると、ディカプリオは23日(火)に開催される気候サミットに出席し、120人もの世界の首脳たちを前に環境問題を取り上げる予定だという。ディカプリオは、自身が「人類の歴史の中で鍵となるような今この瞬間で、意見を述べるという倫理的な義務感」を感じているとし、地球温暖化に立ち向かうために今回の国連ピース・メッセンジャーを務めることが光栄だと感じているよう。
そのほかスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)、マイケル・ダグラス(Michael Douglas)、ジョージ・クルーニー(George Clooney)、ブラジル人作家のパウロ・コエーリョ(Paulo Coelho)や指揮者ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)などが国連ピース・メッセンジャーを務めている。
Photo:Bangshowbiz