ルカ・グァダニーノ監督、『君の名前で僕を呼んで』エリオの映画を作りたい

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ルカ・グァダニーノ監督は、『君の名前で僕を呼んで』に続く作品を作りたいという。避暑地での恋を描いたティモシー・シャラメとアーミー・ハマー主演の同2017年作、グァダニーノ監督はティモシーが演じたエリオのその後のストーリーを語りたいそうだが、続編とは呼びたくないそうだ。

同監督はテルユライド映画祭でこう語っている。「続編はアメリカのコンセプトです」「エリオの年代順の物語とでも言うのでしょうか、少年が大人になってゆく物語です。それがやりたいことです」

ティモシーとは、1980年代にアメリカを旅する人食いのカップルを描いた新作『ボーンズ・アンド・オール』で再タッグを組んでいるグァダニーノ監督、今ではハリウッドで最も引く手あまたの俳優の1人に成長したティモシーと駆け出しの時に一緒に仕事が出来たことを嬉しく思っているとして、「謙虚さと厳しさをもって彼がスターダムへの最初の一歩を歩み始めるのを目にしました。この聡明で熱心な若い男性が世界的なスターとなったことを私は大変誇りに思います。とても美しい絆が私達2人の間にはあるんです」と続けた。

身の毛のよだつ題材の『ボーンズ・アンド・オール』だが、数々の血なまぐさいシーンが撮影されたものの、ファイナルカットには使われていないものも多いという。