東京・青山にアレキサンダー・マックイーンの国内初となる旗艦店がオープンした。そして7月23日、クリエイティブ・ディレクターのサラ・バートンが来日し、オープニングレセプションが開かれた。メディアにほとんど登場することのないサラだが、今回貴重なコメントをもらうことができた。新旗艦店オープンへの思い、ブランドが思い描く女性像について、サラが語り始める。
新店舗は、表参道交差点にほど近い好立地で2フロア構成。フロアには大理石が贅沢に使用され、店内中央に構える階段がドラマチックな印象を与える。その階段の天井には、日本古来の瓢鮎図からインスパイアされたアートピースが配される。またハンガーレールやショーケースにあしらわれた真鍮や漆がアクセントに。心地良い緊張感の中に、こうしたアーティスティックな演出が随所に施され、ブランドの世界観と見事にマッチする。
さらにレセプション当日は、フラワーアーティスト、柿崎順一氏による、躍動感溢れるインスタレーションがエントランスで迎えてくれた。同氏によるエキシビション”AMARANTH”が7月23~27日の期間に行なわれたのだが、こうした店舗内で企画展を行なう試みなども興味深い。ストアデザインの監修も務めたサラに、まずは新店舗について聞いた。