大阪の街でアート×人×社会について「STUDY」する芸術祭 | Numero TOKYO
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大阪の街でアート×人×社会について「STUDY」する芸術祭

アート×ヒト×社会の関係をSTUDYする芸術祭「Study:大阪関西国際芸術祭」が、1月28日(金)から17日間限定で、グランフロント大阪各所、船場エクセルビルなど府内各所にて開催。2022年2月に大阪中之島美術館がグランドオープンするなど、話題のアートの地・大阪に注目!

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、SDGsなど社会課題をテーマとした、世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮)」を目指す大阪。それらを実現可能なものか「スタディ」するための芸術祭「Study:大阪関西国際芸術祭」が、1月28日(金)から開催した。

今回参加するのは、20組のアーティスト。大阪のキタからミナミまでを縦断しながら、大阪の多様性に触れるアート体験となっている。

会場のひとつ、グランフロント大阪グランフロント大阪では、北館1Fナレッジプラザに鬼頭健吾の巨大な『ghost sign』が公開。HIPホールでは「咲くやこの花賞」受賞作家である笹岡由梨子の映像インスタレーション『地球から消える』が展示される。

船場エクセルビル(本町)では、落合陽一の新作『Re-Digitalization of Waves』や、大阪中之島美術館の開館時に展示する林勇気によるインスタレーションなど、多様な作品が公開。
なお釜ヶ崎芸術大学では、西成地区という地域と呼応するような作品が展開。森村泰昌(美術家)×坂下範征(元日雇い労働者、釜ヶ崎芸術大学在校生)による「Our Sweet Home」など、こちらも見逃せない内容となっている。

Photo: Kohei Matsumura
Photo: Kohei Matsumura

2025年に向けて変わりゆく大阪の街を横断しながら、アートを見て、学ぶ芸術祭だ。会期は2月13日(日)まで。

Photo: Kohei Matsumura
Photo: Kohei Matsumura

※掲載情報は2月2日時点のものです。
 開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

Study:大阪関西国際芸術祭
会期/2022年1月28日(金)~2月13日(日)
グランフロント大阪:1月28日(金)~2月6日(日)
船場エクセルビル、その他:1月28日(金)~2月13日(日)
会場/グランフロント大阪各所、船場エクセルビル、インターコンチネンタルホテル大阪、花外楼、リュミエール大阪KARATO、ココルーム(釜ヶ崎)、サンワカンパニー大阪ショールーム(アワードグランプリ展)
入場料/一般1,000円、中学生以下700円
URL/www.osaka-kansai.art/

Text:Akane Naniwa

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