2021年、自腹買いして正解!だったアイテムは?【編集部編】
本当に必要か、長く愛せるか、作り手の思いに共感できるか……。買い物の決め手は人それぞれだけれど、ここ数年はそんな明確な基準を持つ人が増えてきた。そこで、ショッピング好きなNumero TOKYO編集部のエディターに今年リアルに買って良かったものを調査。それぞれのストーリーとともに、“Best Buy”なアイテムをシェアする。
「W/cashmere」のニット
「展示会で出合ってオーダーした、「W/cashmere」のニット。babacoの白石陽子さんが始めた新しいカシミヤウェアブランドで、肌触りの良さと色に惚れて購入を決めました。袖の部分が親指を通すことができるデザインになっていて、レイヤードをしたときに下から覗かせるとスタイリングのポイントにも。首回りはタイトすぎずふんわりと覆うタートルネックなのがお気に入り。そして、さすがカシミヤ100%!温泉に浸かっているかのような温もりです。気に入ってオリーブグリーン色を買い足しました。すでに毛玉ができるくらいヘビロテしています」(ウェブ・エディター 新藤友紀子)
「BALMUDA」の掃除機
「トースターや電気ケトルでおなじみ、「BALMUDA」の掃除機。インテリアを邪魔しない真っ白でシンプルなデザインが気に入って買いました。自宅の収納スペースが限られているので、このまま部屋の隅に置いておけるのが良き。スムーズかつ前後左右に動くヘッドでストレスなく掃除できます。ホバークラフトをイメージして開発したという、軽いかけ心地が快感!」(ウェブ・エディター 新藤友紀子)
「Bottega Veneta」のバッグ「ミニ ザ・ジョディ」
「ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクター、ダニエル・リーが突然の退任を発表し、業界に大きな衝撃が走りました。まず私が思ったのは、ダニエル・リーがいるうちにボッテガのバッグを買わなくては!ということ。彼が在籍中に生み出したアイコンバッグ「ミニ ザ・ジョディ」を1年頑張った自分へのご褒美として購入しました。結び目が特徴的なデザイン性の高いバッグで、いわゆるボッテガグリーンのようなパキッとしたカラーではなく、柔らかいパステルグリーンをチョイス。暗くなりがちな冬の装いをパッと華やかにしてくれます。私にとっては、かなり高価な買い物でしたが、マイヴィンテージとして大事に育てていきたいなと思います。ダニエル・リーの新たな舞台での活躍も楽しみです!!」(ファッション・エディター 梶山史織)
「Petlibro」のオートマティックフィーダー
「2021年、自分を一番褒めてあげたい決断といえば、愛猫ルナを飼ったこと。ただ、完全リモートワークという風にはできなくなってきたこともあり、家を空けている間に今頃お腹を空かせてないかなと心配をすることもしばしばでした。一泊の旅行に出かけることを機に、思い切って気になっていたオートマティックフィーダー(自動給餌器)を購入。カリフォルニア発のペットリブロ(Petlibro)のモデルPLAF001は、一日1-4回まで自動給餌したい、好きな時間を設定できて、一度の量も5g-200gまで設定できて、使ってみると想像以上に便利……! どうしても1日家を空けなきゃいけないときでも、ルナのご飯を心配することはなくなったし、一番助かっているのが実は朝なんです。今まで朝7時をすぎると、空腹でニャーニャーと私を起こし、私が起きてくれないとなると私の髪をくわえて引っ張ったりしていたルナですが、(前の晩寝るのが遅くなってしまうと、申し訳なく思いながらもすぐに起きてあげられないときがあり)このマシンが来てからは朝ごはんが自動で出てくれるので、すぐに朝食が食べられてご満悦のルナ。お腹が満たされるとベッドに戻り、私の隣で二度寝しています(笑)。もちろん言うまでもなく、眠りの邪魔をされなくなったので私も満足。猫にも私にもメリットある2021年のベストバイです」(ファッション・エディター/フォト・エディター 大岩翠)
アゲハ蝶の標本
「蝶々グッズを集めるのが趣味なので、ずっと欲しかった標本を目当てに岐阜県にある日本最古の昆虫専門博物館『名和昆虫博物館』に行ってきました。見たこともない美しい蝶の標本たちに圧巻されっぱなし……! 中でもミイロタイマイという種類のアゲハ蝶に惹かれ、グッズ売り場にも同種類の標本が売っていたので即購入。壁に飾るのはもちろん、玄関やリビングに置くだけでグッとお洒落な空間作りを演出してくれるのでとっても気に入っています。今度は自分で蝶の標本を作ってみようと計画中です!」(ファッション・フィーチャー・エディター 山口理沙)
「Montblanc」のボールペン
「突然ですが、ボールペン好きです。特に芯の太いものが好きで、書き心地のよいボールペンに出合うとつい購入してしまいます。ここ数年、本誌 編集長の私物連載でアイテム紹介などの書き文字を担当していて、最初は編集部に常備してあるサインペンを使っていたのですが、書き心地に満足できず。。ボールペンに変えてみたりとしていたのですがなんとなくしっくりこず、もっと綺麗に文字が書けるペンがないかなぁと思っていたところ出合ったのがこのボールペン。指のフィット感もぴったりで太字なのも好み! インクが無くなれば芯を替えてずっと使い続けられるので、じっくりと使っていこうと思っています」(ファッション・エディター 漆原望)
Edit : Nozomi Urushibara