ニコ・ペレズ個展「Havana Cuba ”The Reprint”」 キューバ、バハナで見た圧倒する色
スペイン出身で、現在は東京をベースに活動するフォトグラファーのニコ・ペレズ(Nico Perez)の写真展「Havana Cuba ”The Reprint"」が、11月20日(土)から28日(日)まで開催される。
感情的な部分を表現したという今年2-3月の写真展では、本人が見せたかった「青」が作品を通して印象的に浮かび上がった。そして人生の色を探していることに気づき、4年前に行った雑誌で行った旅を振り返った。当時の東京は冬、人生の中でも特に辛い時期で、違う空気を吸いたくて必死だったという。その仕事がきっかけで、キューバのハバナを訪れることに。
「周りに見える一筋の光と色、暖かさ、そしてエネルギーに圧倒されました。すぐに、この体験を感じたままに伝えなければいけない。そう思いました。自然に飛び散る光、表情豊かな色が写真の中に流れ込んでいます。周りにあるエネルギーを受け入れながら、それらが私の中に流れていったときのように。ありがとう、キューバのハバナ」と話す。
あたたかく、ノスタルジックで、そしてストーリーの中の一瞬を切り取ったような写真が心に残る。
「Havana Cuba “The Reprint”」
会期/2021年11月20日(土)〜28日(日) ※11月22日(月)は定休日
時間/11:00〜19:00
会場/UltraSuperNew gallery(東京都渋谷区神宮前1-1-3)
Text:Nozomi Urushibara