エディター発 モードな事件簿「はみだしうめ」 | Numero TOKYO
Life / Editor's Post

エディター発 モードな事件簿「はみだしうめ」

小誌エディターの気になる最新トレンドや撮影の裏話まで、鋭い視線を盛り込んだトピックスをお届け!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年9月号掲載)

和歌山のみかん蜜を使ったおいしい梅干し。
選ぶ基準を考え直すきっかけに

はみだしうめ 各¥1,200/かどや
はみだしうめ 各¥1,200/かどや

キュレーション型店舗、イコーランド シブヤ店で出合った「はみだしうめ」。その名称から、大量で器からはみ出してるってこと? 一粒一粒がはみだしちゃうくらい大きいってこと? なんて想像しながら聞いてみると、選別過程で傷が入り果肉がはみ出した梅を集めた商品なのだそう。今までならば正規品とされなかった梅を使うこと、そしてその商品を選ぶこと、それはフードロス削減にもつながっていく。

イコーランドのマーケットエリアでは、商品が生まれたストーリーを大切にその時々のテーマに合った商品をセレクト。無類のはちみつ梅干し好きで常備していますが、いつもよりちょっとだけ視野を広げて視点を変えてみようと思わせられる出合いになりました。

かどや
kadoya-wakayama.com

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Profile

漆原望Nozomi Urushibara ファッション・エディター。大学卒業後『Numéro TOKYO』に参加し田中杏子に師事。ファッションストーリーやシューズ&バッグなどを担当し、撮影プロップ制作も行う。ミニバッグとプラットフォームシューズへの偏愛が強め。誌面でのスタイリングのほか、広告やタレントの衣装なども手がける。ほんのちょっとの可愛らしさが残るイイ女スタイルが好み。2019年にはサーフィン、2020年はテニス、2021年はバドミントンをスタートした完全アクティブ派!

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