アートを通して自然との関わりを見直すグループ展@東京都庭園美術館
アートを通して、人間と自然の関係性を問い直す「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」展。東京都庭園美術館(東京・白金)にある、アール・デコの館「旧朝香宮邸」を舞台に、日本を代表する8人の現代作家たちの作品が公開中だ。
コロナ禍により、自然との新たな関わり方が求められている現在、わたしたちが本能的に有している感覚を取り戻す手段として、アートの役割が注目されている。
本展、「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」は、そんなアートの力をもとに、人間と自然の関係性を問い直す試みとして開催中だ。
緑豊かな自然に囲まれたアール・デコの館「旧朝香宮邸」を舞台に、青木美歌、淺井裕介、加藤泉、康夏奈、小林正人、佐々木愛、志村信裕、山口啓介といった、日本を代表する8人の現代作家たちの作品が公開。周囲の自然環境や、建築と呼応しながらつくりあげた空間にも要注目だ。
また会期中には、山口啓介によるカセットプラントのプログラム、加藤泉が参加するバンドTHE TETORAPOTZのライブを開催予定。詳細は決まり次第、東京都庭園美術館のウェブサイトに掲載されるので、こちらもお見逃しなく。
「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」
会期/2020年10月17日(土)〜2021年1月12日(火)
会場/東京都庭園美術館 本館+新館
住所/東京都港区白金台5–21–9
入場料/一般1,000円、大学生(専修・各種専門学校含む)800円、中・高校生500円、65歳以上500円
時間/10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館/毎月第2・第4水曜日(10/28、11/11、25、12/9、23)および年末年始(12/28-1/4)
TEL/050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL/www.teien-art-museum.ne.jp
Text:Akane Naniwa