YOSHIKIが語る「生きること」。
発売中のNumero TOKYO 11月号ではYOSHIKIさんを特集しています。 パンデミックの中、撮影とインタビューはすべてリモートで行われました。 インタビューはL.A.と東京を繋いだ、電話インタビューにて。
YOSHIKIさんがお話しされる言葉を聞いていると、
心の強い人間だけが、本当の優しさを惜しみなく与えてくれるのだと、
心の底から感じさせられ、胸が熱くなりました。
幼い頃からずっと、生と死の間で痛みと共存してきたYOSHIKIさん。
その悲しみや痛みは、想像しがたく、とてつもなく辛いものだったと思います。
「僕はタイタニックが沈むなか、
最後まで演奏し続けるアーティストでありたいというか。
最後の一人が救命ボートに乗るまでピアノを弾き続けることができれば、
船と一緒に沈んでしまってもいい、そう思う自分がいる」
インタビューでYOSHIKIさんが話されたこの言葉が、ずっと心から離れず、
「私はこういう生き方ができているだろうか?」と問いかけ続けています。
心の強い人間は、本当の優しさを惜しみなく与えられる人。
命をかけて創り出すYOSHIKIさんの芸術作品、
私たちがYOSHIKIさんの生み出す作品に触れるたびに、
救われる気持ちになるのは、こういうことなのだと。
「命を削り芸術を生み出す
それが僕の”生きること”」
一人でも多くの方に読んでいただきたいインタビューです。
未曾有なコロナ禍という出来事を、光へと変える勇気がたくさん湧いてきます。