「DETINATION SPA(デスティネーション・スパ)」。癒しに渇望する現代人にとって、こんな言葉がパッケージ旅行のキャッチコピーとなっているが、今までのトラベル歴のなかで、スパだけで本当に心の奥底から「満足」できた旅行はあっただろうか? シンガポールに昨年、満を持して誕生した「ESPA(エスパ)」は、「このスパへ来るために、シンガポールまで来たの!」と確信できる正真正銘のデスティネーション・スパ。今年7月にスタートしたスパとホテルステイが合体した、「スパ・ホリデイ」が話題を呼んでいる。
シンガポール随一のリゾートアイランドであるリゾート・ワールド™・セントーサ(RWSはセントーサ島の北部に位置し、敷地面積は49万㎡)に、世界的な高級スパ「ESPA」が、2012年6月にオープン。シンガポール初のESPAは、なんと約東京ドーム2個分の1万㎡という広さ! 豊かな緑に囲まれた贅沢な空間で、忙しい都会生活から少し離れてゆっくりと過ごす非日常の至福の時間を約束してくれる。
Culture / Lifestyle
シンガポール随一のスパ「ESPA」がスタートした
シンガポール随一のスパ「ESPA」がスタートした
“お泊まり型”キレイを磨く2泊3日の旅
特筆すべきは、ESPAのすぐ隣に建つ「エクアリアス・ホテル™」に滞在しながら、“自分仕様”にカスタマイズされたメニューでゲストが健康的に回復することを目指した「ホリスティック・ライフスタイル・リトリート・プログラム」。1〜3泊滞在し、自然療法、セラピスト、パーソナルトレーナーからなるESPAのスペシャリストチームが、ゲストに合ったコンサルテーションを実施。個人に合ったスパトリートメントはもちろんのこと、フィットネスやなんと食事まで、「なりたい自分」に合わせたカスタマイズされたプログラムを体験できる。
Photos & Text : Hisako Yamazaki