レディオヘッド、“公共図書館”を設立!? | Numero TOKYO
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レディオヘッド、“公共図書館”を設立!?

©Bang Media International
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レディオヘッド(Radiohead)が“公共図書館”を立ち上げた。同バンドに関する大量の資料をファンが閲覧できるサイトを「図書館」と銘打ち、公式ウェブサイトとして刷新した。

ファンらは自身のライブラリーカードの登録を行うことで、アルバム作品毎に区分けされたバックカタログへのアクセスが許可される仕組みとなっている。

未発表のレア曲もストリーミング可能だそうで、1992年のデビューEP『ザ・ドリル』や2005年のチャリティーコンピレーションアルバム『ヘルプ!:ア・デイ・イン・ザ・ライフ』から『アイ・ウォント・ナン・オブ・ディス』、2011年のリミックスEP『TKOLRMX 8』などが並んでいる。

同バンドのツイッターにはこう綴られている。「Radiohead.comは常に腹立たしいほど役立たずで予想不可能です。今回は予想通り、素晴らしくも役立つものを作りました」

他にも、アルバムジャケットなどのアートワークの詳細やオフィシャルビデオの数々、アドフリーのライブやテレビ出演の際のHD動画、B面やコンピレーションに収録された曲などをチェックすることができる。

また、注文により復刻される過去のグッズの購入や、『イン・レインボウズ』『ザ・キング・オブ・リムス』『ア・ムーン・シェイプト・プール』のレコーディング時に作ったというメンバーそれぞれのプレイリストにもアクセスできるそうだ。

今週のオープニングウィークにはメンバー5人それぞれが日替わりで図書館員を務め、同サイトを通して未公開の資料を公開していく予定だという。そんな同バンドは先月、1993年の『パブロ・ハニー』から2016年の『ア・ムーン・シェイプト・プール』までの全アルバムをYouTubeに公開し話題になっていた。

新作とは4年間ご無沙汰な同バンドだが、以前ジョニー・グリーンウッドは「予定については分からない」「新しい曲が出るまで僕らはツアーをしないし、一緒にならないと曲だって生まれない。皆の時間が作れるまでは何もできないよ」と明かしている。

 

Photo: bangshowbiz

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