アドリアナ・オリバーの日本初個展@GALLERY TARGET
スペイン・バルセロナ在住のペインター、アドリアナ・オリバーの日本初となる個展が、東京・原宿のGALLERY TARGETにてスタート。50年代、60年代の古き良き日常の雰囲気を感じさせる人々を描いた作品が公開される。
ポップアートより影響を受け、大胆でカラフルな作風で知られているオリバー。写真家として自身のキャリアをスタートさせ、ミニマリストの抽象化と即時性、動きを捉える作風に加え、ポップアートのジャンルにフェミニストの視点を追加、シンボルを観察、反映できる最小限のニュートラルな形に分解することで、ジェンダーの役割とステレオタイプを表現しているアーティストだ。
本展では、カジュアルでフラットな表現で描く、表情を持たないポートレイト作品が公開。フィルム写真作品またはシネマトグラフィーのような仕上がりで見るものを魅了させるだろう。これらは50年代と60年代の映画の写真、多文化主義の研究、ジェンダー研究の影響を受けているという。展覧会は12月19日(木)まで。貴重な機会をお見逃しなく。
「“ORDINARY PEOPLE” by ADRIANA OLIVER」
会期/2019年12月3日(火)〜12月19日(木)
会場/GALLERY TARGET
住所/東京都渋谷区神宮前 2-32-10
時間/12:00〜19:00
休館/祝日・日曜休廊
URL/www.gallery-target.com/
Text:Akane Naniwa