「アートセンターをひらく」第II期が開催中@水戸芸術館 | Numero TOKYO
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「アートセンターをひらく」第II期が開催中@水戸芸術館

茨城県・水戸市の水戸芸術館現代美術ギャラリーで、展覧会「アートセンターをひらく 第II期」が開催中。2020年1月26日(日)まで。

毛利悠子『Flutter』(2018年) 撮影:Damian Griffiths 写真提供:Camden Arts Centre
毛利悠子『Flutter』(2018年) 撮影:Damian Griffiths 写真提供:Camden Arts Centre

2020年に開館30周年を迎える水戸芸術館では、企画展「アートセンターをひらく」を2期に分けて開催。2019年3〜5月にかけて、第Ⅰ期が開催された。

10月26日(土)からスタートした第II期では、国内外からのアーティスト6名が参加し、第Ⅰ期から引き続き地域や同館をリサーチ。市民の協力を得て制作した新作が展示される。また、ダンサーで振付家の砂連尾理(じゃれお・おさむ)による、身体表現と対話のワークショップ「変身」の様子が公開され、会期終盤には最終発表も行われる。いずれのアーティストも、第Ⅰ期に滞在制作や長期ワークショップを実施しており、今期でそれぞれの制作が結実する形だ。

また、好評を博した「ひらくカフェ」が今期もオープン(フルオープンは12月5日から)。人々が思い思いに過ごし、出会い、活動できる場を提供。今、求められるアートセンターの役割を実践的に探る試みとなっている。ぜひ、会場に足を運んでみてはいかが。

エマニュエル・レネ『Willing Suspension of Belief」』(2019年) 撮影:Jean-Christophe Lett
エマニュエル・レネ『Willing Suspension of Belief」』(2019年) 撮影:Jean-Christophe Lett

砂連尾 理『変身』ワークショップ風景(2019年) 撮影:松本美枝子
砂連尾 理『変身』ワークショップ風景(2019年) 撮影:松本美枝子

アートセンターをひらく 第II期
会期/2019年10月26日(土)〜2020年1月26日(日)
会場/水戸芸術館 現代美術ギャラリー
住所/茨城県水戸市五軒町1-6-8
入場料/一般 900円、高校生以下・70歳以上 無料
時間/9:30〜18:00
休館/月曜日、11月5日(火)、年末年始(12月27日(金)〜1月3日(金))、1月14日(火)
※ただし、11月4日(月・振休)、1月13日(月・祝)は開館
TEL/029-227-8111
URL/www.arttowermito.or.jp/

Text : Manami Abe

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