新世代R&Bアーティスト、iriが歌う「光と陰」
ヒップホップ、R&B、ソウル、ジャズなど、ブラックミュージックのスタイルを等身大に表現するシンガーソングライター、iriが3枚目のアルバム『Shade』を2019年3月6日(水)にリリースする。
2018年2月に発表したセカンドアルバム『Juice』はApple Musicのアルバムランキングで最高位2位を記録し、iTunes Storeのヒップホップ/ ラップチャートでは1位を獲得。さまざまなミュージシャンに支持される音楽性を持つ新世代の女性アーティストとして、じわじわと人気を高めている。
過去にはナイキのキャンペーンソングも制作し、ファッションシーンからのラブコールも多い彼女。3枚目となるアルバム『Shade』では、国際ファッション専門職大学のTVCMソングとしても話題を呼んだシングル「Only One」とそのカップリング曲「飛行」を含む全11曲を収録する。
ポジティブなムードを持つ『Juice』が光だとしたら、『Shade』は「自分の中にある陰をあるがままに表現した作品」と本人が語るように、落ち着いたサウンドに飾らない「今」の言葉が並ぶ。彼女がつづる言葉は新鮮でいて普遍的。ダンスミュージックとして心地よく聴いているうちに、いつの間にか日々のモヤモヤが慰められていく、そんなクラシックな一枚になっている。
新録曲には「MONDO GROSSO」の大沢伸一を始め、tofubeats、grooveman Spot、Shingo.S、三浦淳悟(PETROLZ)、澤村一平 & 隅垣元佐(SANABAGUN.)がプロデュースやアレンジでiriの作品に初参加。
さらに、これまでも彼女の作品を手がけてきた“チーム”的存在であるケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、STUTS、ESME MORI(Pistachio Studio)、Kan Sano が参加し、前作を経てよりその表現力と世界観を強めている。
完全生産限定盤はiriのEP『life ep』のジャケットでもお馴染みの福岡出身のグラフィティアーティストKYNEが描いたアートワークのTシャツが付いているので、早めに手に入れるのがおすすめ。アートやカルチャーシーンとの関係性も彼女の魅力のひとつだ。
初回限定盤はCD+DVDとなっており、アルバム表題曲「Shade」のミュージックビデオ、2018年台湾を訪れた際に撮影されたライブのダイジェスト映像、ミュージックビデオのメイキングなども収録したドキュメンタリー映像「iri in Taiwan」が収録されている。
2018年はフランスと台湾でも海外公演を行い、SUMMER SONICを始めとする国内大型フェスにも出演するなど、ライブパフォーマンスも成長を続けている彼女。
2019年4月5日(金)には東京・EX THEATER ROPPONGI を皮切りに自身最大規模の全国ツアーも開催されるとのこと。彼女の「今」を感じられる貴重なステージなので、ソールドアウト前にチケット確保を。まずは1年ぶりとなるアルバムをじっくり聴き込んでみて。
iri『shade』
初回限定盤(CD+DVD)¥3,700
完全生産限定盤(CD+Tシャツ)¥5,500
通常盤(CD)¥2,900
(ビクターエンタテインメント)
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