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ニッポンの娯楽が集結!大阪発カオスなエンタメショー「KEREN」開幕

エンディングは巨大なパチンコ台!?
エンディングは巨大なパチンコ台!?

2019年2月に大阪城公園にオープンした「クールジャパンパーク大阪(COOL JAPAN PARK OSAKA)」の最大規模の劇場「WWホール」にて、2月25日(月)よりノンバーバル・ノンストップショー「KEREN」が上演スタート。日本独自の世界観をテーマに、ダンス、歌舞伎、殺陣、日本舞踊、タップ、ミュージカル、そしてデジタルアートが融合した世界最大規模のオリジナルレビューが始まる!


大阪城公園内に、吉本興業による「WWホール」「TTホール」「SSホール」という明石家さんまが命名した3つの劇場からなる新施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」がオープンした。

「KEREN」開演前の劇場内。ステージ上にはネオンきらめく雨の大阪の繁華街。これから何が起こるのか期待が高まる。
「KEREN」開演前の劇場内。ステージ上にはネオンきらめく雨の大阪の繁華街。これから何が起こるのか期待が高まる。

その最大キャパシティを誇る「WWホール」のオープニング公演として、2019年2月25日(月)より開幕したのが、話題のノンバーバル・ノンストップショー「KEREN(ケレン)」。「KEREN」とは、歌舞伎の世界では奇抜な演出を指す「外連」を意味しているという。ハッタリやごまかしを効かせながらも、人々を楽しませることを追求し、芸術として磨き上げる、ナンセンスな精神の極みを目指す。

カナダの映像集団「Moment Factory」によるデジタルアートの巨大マグロ。
カナダの映像集団「Moment Factory」によるデジタルアートの巨大マグロ。

テーマは日本独自の芸能やアニメ、忍者、サムライ、フジヤマ、妖怪、日本の四季、巨大マグロなど”NIPPONな世界観”。スーパーボウルのハーフタイムショーやオリンピックなどのイベントをはじめ、さらには2018年12月に大阪城公園内にデジタル・アート&体験型ナイトウォーク「サクヤルミナ」を手がけたカナダの映像集団「Moment Factory」によるデジタルアートと、殺陣、歌舞伎、日本舞踊、屋台崩し、ダンス、タップ、ミュージカルなどの鍛え抜かれた生身のパフォーマンスが融合する。

シーンは墓場に移り、一つ目小僧、骸骨に落ち武者、ろくろ首、のっぺらぼうと妖怪オールスターが大集合。
シーンは墓場に移り、一つ目小僧、骸骨に落ち武者、ろくろ首、のっぺらぼうと妖怪オールスターが大集合。

大仏殿の修行僧たちがタップをはじめ、ヘヴィメタのロックスターばりの連獅子が舞う。
大仏殿の修行僧たちがタップをはじめ、ヘヴィメタのロックスターばりの連獅子が舞う。

ネオン煌めく雨の大阪・繁華街に始まり、四季を巡る京都四条河原町を背景に日本舞踊からコンテンポラリー・ダンスへ、続く海辺の夜祭では稲妻に呼応する和太鼓の激しいリズムに合わせたタップ。さらには、クロサワ映画『用心棒』さながらの竹林での剣劇では立ち回りの様式美で魅せる。そうかと思うと、突然シーンは現代に。起床から満員電車での通勤、トイレで用を足すまで、大阪のサラリーマンの1日をコミカルに表現。そして、アメコミのような港町に移ると、『ディック・トレーシー』と『ウエスト・サイド・ストーリー』をミックスしたようなタッチで不良女子高生風集団とヤクザの組長と組員の激しいダンスバトル!


目まぐるしく転換するシーンと、それに合わせて魅せる息つく暇のない見応えのパフォーマンスであっという間に70分が過ぎていく。言葉では表現できない視覚体験が待ち受けている!!!

構成・演出は『笑っていいとも!』『今夜も最高!』はじめ数々の伝説的なテレビ番組などを手がけてきた高平哲郎、振付には2017年トニー賞受賞の世界的コレオグラファーのバーヨーク・リー(Baayork Lee)、映画『座頭市』での下駄タップ振付などタップダンスの第一人者HIDEBOH、映画『KILL BILL』での出演や殺陣指導などで知られる島口哲朗など、第一線で活躍する錚々たる製作陣が集結。そして、宣伝美術には横尾忠則!

さらに、6000年に一人と言われるアジア最大のスター、ペリー・キーがアンバサダーに就任し、「時空を超えても行くべき」と公式ソングを歌っている。

構成・演出を手がけた高平は「何でもありが日本だし、何でもありがクールジャパンだと思う」とコメントを寄せている。どうしてこうなったのか、大人も子どもも目が離せない、大阪から世界へ向けて発信する新たなエンターテイメントショー「KEREN」の全貌は、ぜひ劇場で!

©️TADANORI YOKOO
©️TADANORI YOKOO

KEREN
日程/2019年2月25日(月)〜ロングラン公演
場所/COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
料金/S席大人¥7,500 子ども¥3,000 A席大人¥5,000 子ども¥2,000
※2、3月公演限定で大阪府民割引もあり。詳細はHPで
チケット取り扱い/チケットよしもと、ローソンチケット、チケットぴあ
URL/keren.jp

Text:Hiromi Mikuni Edit:Masumi Sasaki

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