VODオリジナル作品に夢中!話題のドキュメンタリー&バラエティ
観たいときにいつでもどこでも観られるVOD(ビデオ・オン・デマンド)の勢いが止まらない。なかでもNetflix、Huluを始めとした各定額動画配信サービスでしか観られないハイクオリティなオリジナル作品に注目!といってもその数は膨大。何を観ればいいのかわからない人のために本当に人気のあるドキュメンタリー、バラエティ、アニメ番組を徹底調査。 (「ヌメロ・トウキョウ」2019年1・2月合併号)
[Netflix]
すべてNetflixオリジナル作品独占配信中
ドキュメンタリー:多岐にわたるトピックを掘り下げる
『世界の”今”をダイジェスト』
1話20分程度で繰り広げる世界の今と未来を考えるシリーズ。世界中で加熱するK-POP人気、仮想通貨の台頭、ダイエットの落とし穴、男女の賃金格差、タトゥー、マリファナ、eスポーツ、一夫一婦制、人種による貧富の差など…さまざまな現代社会の現象を幅広く取り上げ検証する。
おすすめポイント
「いま起きている大切なことなのに、知らないことが多くあることに気づかされる」(U/編集)
ドキュメンタリー:人気ドラァグクイーンの日常
『ダンシング・ドラァグ・クイーン』
昼はダンススタジオのカリスマオーナーとして子どもたちを指導し、夜は無敵のドラァグクイーンとして輝くアリッサ・エドワーズの日常を追うドキュメンタリー番組。大ヒットオーディション番組『ル・ポールのドラァグ・レース』で人気を博したアリッサの毎日とは。
おすすめポイント
「アート、ダンス、パフォーマンスがたくさん観られて面白い!」(A/スタイリスト)
バラエティ:笑いあり涙あり。涙腺崩壊の変身劇
『クィア・アイ』シーズン1~ 2
ファッション、インテリア、料理などそれぞれ得意分野を持ったファビュラスな5人のゲイたち、通称“ファブ5”が自分を変えたい男性たちを大変身させていく。ちょっとしたアドバイスからの感動の変化、驚きの告白…笑いと涙なくしては観られないエミー賞受賞のリアリティー番組。
おすすめポイント
「愛のあるコミュニケーションに感涙。観る人に無条件でパワーを与える」(R /ライター)
バラエティ:人気リアリティショーをいち早く
『TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS』
シェアハウスで同居する男女6人の青春模様を四六時中カメラが記録。現在は長野・軽井沢を舞台に友情、恋愛、夢だけでなく、嫉妬や挫折といったリアリティショーならではの“ドラマ”を展開する。Netflixで配信中のほか、フジテレビにて毎週月曜24:25 ~放送中。
おすすめポイント
「下手なドラマより面白い。字幕にして副音声でスタジオトークを聞く!」(W/スタイリスト)
アニメ:飲んだくれ王女の自分探しの旅
『魔法が解けて』
『ザ・シンプソンズ』のクリエイター、マット・グレーニングが送る新シリーズ。王女としての公務より、飲んだくれてるほうが幸せ! 自由すぎる娘のビーンに頭を痛める王。さらに彼女は悪魔やエルフと友達になり、自分探しの旅に出る。しかし、その悪行に拍車がかかる!?
おすすめポイント
「残酷でシニカル。心がダークな時に見ると自分がまだまだ純粋だと感じられる(笑)」(A/PR)
映画:凄惨な事件を名手が映画化
『7月22日』
2011年にノルウェーで発生した連続テロ事件にまつわる実話を基にした映画作品。卑劣な攻撃を生き延びた若者や悲しみに暮れる家族など、国全体が心のよりどころと正義を求めて歩み続ける。監督は『ボーン・スプレマシー』や『ユナイテッド93』のポール・グリーングラス。
おすすめポイント
「リアリティがあり、被害者の一人、高校生ビリヤルの姿が心に残りました」(K/ライター)
[Amazon Prime Video]
ドキュメンタリー:“世界”を伝える人気雑誌を映像化
『ニューヨーカー誌の世界』
数々の賞を受賞し、世界中で愛され続けている雑誌『ザ・ニューヨーカー』が映像化。社会、ライフスタイル、アートなど世界のあらゆる出来事を、現代をリードする研ぎ澄まされた感性でわかりやすく丁寧にユーモアも交えて伝えてくれる。時代を切り取った真実の物語。
おすすめポイント
「観る雑誌というスタイルの番組で、伝え方に躍動感があります」(F/PR)
バラエティ:松本人志が送る笑いのサバイバル
『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
10人の芸人たちが自腹の参加費100万円を握りしめ、芸人のプライドと優勝賞金1000万円をかけて笑わせ合う。最後まで笑わなかった者が勝ち。密室に閉じ込められた芸人が極限まで追い詰められることで生まれる本能むき出しの笑いとは。11月30日シーズン6配信開始。
おすすめポイント
「芸人さんの底力を感じる番組。サバイバルなので面白くも手に汗握ります(笑)」(H/会社員)
Text&Edit:Sayaka Ito, Miho Matsuda, Nao Kadokami