Art / Post
宮永愛子、実験的な新作を発表@ミヅマアートギャラリー
@MIYANAGA Aiko
国内外で目覚ましい活躍を見せ、日本の現代美術の次代を担うとして期待されているアーティスト、宮永愛子。東京・市ヶ谷にあるミヅマアートギャラリーでは5年ぶりとなる個展「life」が開催中。
今後の日本の現代美術の代表者のひとりとして、注目を集めているアーティストの宮永愛子。「世界を俯瞰してみたい」という理由で制作を続け、日々刻まれている小さな痕跡の中に世界の測り方を学びながらアートと向き合っているという。
今回ミヅマアートギャラリーで5年ぶりの開催となる個展「life」では、無数の気泡を含んだいくつかの透明な絵画が公開。気泡のひとつひとつには、作家自身によって日々の光景を映しながら少しずつ封入されたものだという。
絵画作品なのか、立体作品なのかも曖昧であるそれらの作品は、さまざまな角度から鑑賞者に語りかけるはず。
宮永愛子 『life』 樹脂、空気 81 × 110.5 × 9 cm 撮影:宮島径 ©MIYANAGA Aiko Courtesy Mizuma Art Gallery
そのほかにも、制作の源泉となったいくつかの光景『はじまりの景色』など、新しい試みを含んだ新作が公開。お見逃しなく。
宮永愛子展「life」
会期/2018年6月20日(土) 〜7月21日(土)
会場/ミヅマアートギャラリー
住所/東京都新宿区市谷田町 3-13 神楽ビル 2F
時間/11:00〜19:00
休館/日・月曜、祝日
電話/03-3268-2500
URL/mizuma-art.co.jp/
Text:Akane Naniwa