ファッションやデザインを通して町を活性化! | Numero TOKYO
Fashion / Post

ファッションやデザインを通して町を活性化!

若い世代のクリエイターが中心となって、アートやファッションのイベントを開催したり、地元の伝統工芸にデザインの力をプラスして世界に発信したりと、土地の魅力を改めて見直す動きがますます活発になっている。

クリエイターが集まる場をプロデュース
大阪・中崎町

大阪・梅田駅から徒歩約20分。昔ながらの風景が残る中崎町は、個性的なクリエイターやアパレルショップが点在し、注目を浴びている。そんな独自性の高い街に共感した、ファッションブランドのPR事業などを手がけるワンオーがユニークなセレクトショップをオープン。日本家屋を改築した店舗にはストーリー性のあるヴィンテージやジュエリーなどを展開。今後は新しいクリエイター発掘の場として、期間限定販売イベントなども企画する。

NAKAZAKI O HEIGHTS
住所/大阪府大阪市北区中崎西1-7-13
TEL/06-6131-9690
Instagram/@nakazakioheights

モノや感性が集結!イコール(=)フェスティバルin中崎町
さまざまな感性や価値観、モノがイコールになる「エシカル・アート・ファッション・フード」の祭典では、来場者同士が持ち寄った服の物々交換会や持ち寄り野菜をシェフが即興で料理するなど「お金」ではなく「思い」でつなぐことを提案。


徳島から世界へ。ジャパン・ブルーを新たな基軸で発信
徳島・上板町


左から主メンバーの三浦佑也、楮覚郎、渡邉健太、結城研。藍の畑にて撮影。

阿波藍の産地として知られる徳島県上板町を拠点に、藍の栽培から、染料となる蒅(すくも)造りや染色、製品加工までをすべて一貫して行うBUAISOU。伝統技法である「地獄建て」で仕込まれた藍染液を用いることで、深く冴えたジャパン・ブルーを表現する。藍文化を守るだけでなく、ワークショップやインスタレーションを通して日本国内のみならず世界各地に発信中。各国の美術館やデザインウィークに出展するなど、多彩な動きを見せている。


自社工房でのワークショップや国内外で展示活動も積極的に行う。デザイン性の高いバンダナやトートバッグは人気商品。Photos:Kyoko Nishimoto/BUAISOU

Edit:Etsuko Soeda Supervision:Sayumi Gunji

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DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

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