三浦大地のラグジュアリー&モードな南仏案内
プロヴァンス編
ファッションデザイナー、イラストレーター、アートディレクターとマルチに活動するクリエイター三浦大地。時間できたら旅に出るというほど、旅とファッションとホテルをこよなく愛す彼のワンランク上の南フランス〜コートダジュールの歩き方。パート1はプロヴァンス。
Provence
プロヴァンス
最高の眺め「ボニュの丘」
「ボニュ(Bonnieux)の丘」からの景色はまさに絶景。遠くにラベンダー畑の紫が広がり、街の建物の赤茶色とのコントラストがきれいだった。ボニュにはカフェもいくつかあるので、この景色を眺めながら、ただぼーっと時間を過ごすのが最高。
村から村へ、可愛い田舎の風景
プロヴァンスには村が点々とあるから、滞在中にはいろんな村をめぐるのがおすすめ。花と緑に溢れた村は、どこもプロヴァンスならではののどかな田園風景で、どこまでも可愛い。
おすすめホテルその1
La Bastide de Marie
ぶどう畑の農舎のようなホテル。豪華絢爛という感じではないけど、田舎の素朴さと豊かな暮らしを体験できる。オープンエアでのダイニングは他では味わえない雰囲気だった。僕が滞在したのはプール付きのヴィラタイプの部屋。ラベンダーの香りと鳥の声、美味しいオーガニックの食事、心地の良い気候には、都会の喧騒から離れた本当の贅沢がありました。
La Bastide de Marie
ラ バスティード ドゥ マリー
住所/64 chemin des Peirelles, 84560 Ménerbes,France
TEL/+33 4 90 72 30 20
URL/http://www.labastidedemarie.com
おすすめホテルその2
Domaine de Fontenille
プチシャトーを改造したホテルで作りやインテリアが洗練されている。デコラティブ過ぎず、シンプル過ぎずのフレンチテイストが心地よく、まるで住んでいるかのように過ごせる。噴水のある広い庭を眺めながらの朝食はとにかく、さわやかで気持ちいい。
「Globe-Trotter(グローブトロッター)」のトランクとイニシャル入りの「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」のボストンが僕の旅の定番。
Domaine de Fontenille
ドメーヌ ドゥ フォンテニール
住所/Route de Roquefraiche, 84360 Lauris,France
TEL/+ 33 (0)4 13 98 00 00
URL/http://www.domainedefontenille.com/
「L’OCCITANE」のファクトリーへ
プロヴァンスでは特に観光という観光はせず、“過ごす”というのが、ふさわしい滞在の仕方。とはいえ、せっかくだからプロヴァンスといえば、「L’OCCITANE(ロクシタン)」ということで、ファクトリー直営ショップまで足を伸ばしてみることに。ここでしか手に入らない限定商品などもあったので、お土産にいいかも。
L’OCCITANE
ファクトリー直営ショップ
住所/Z.I Saint-Maurice, 04100 Manosque,France
TEL/+33 (0)4 92 70 32 08
URL/http://fr.loccitane.com/l’occitane-invites-you-in-manosque,74,1,76528,878929.htm
紫色のカーペット「ラベンダー畑」
プロヴァンスを訪れたら見ておきたいラベンダー畑。とにかく圧巻のパノラマが広がっています。花の咲いている時期に行けば、いたるところにラベンダー畑がありますが、広大な土地に紫色の絨毯を敷いたようなヴィジュアルはプロヴァンスでしか体験できない風物詩のようなもの。
たいてい近くではラベンダーの商品が売られている。なかでも僕が特に気に入ったのは、ラベンダー蜂蜜。上品な甘さと香りがフランスのパンとの相性が抜群でした。
次は、セレブ御用達のリゾート、サントロペへ
Photos & Text : Daichi Miura
Edit:Masumi Sasaki