30
Lifestyle Trip

エリーローズのプライベート旅行記 in メキシコ Vol.7

旅好きのエリーローズが、完全プライベートな旅を、実際に見て聞いて感じたままにフォトエッセイでお送りする短期連載。キューバの次に訪れたメキシコ。トゥルムのビーチでゆっくりして旅の疲れを癒したあとは、旅のラストを飾る活気溢れるメキシコシティへ。最初の目的地は、念願のフリーダ・カーロ博物館!

Photos & Text:Elli-Rose
Edit:Masumi Sasaki

S__3670047

S__3670046

メキシコシティで一番行きたかった場所
Frida Kahlo Museum

メキシコシティ南部コヨアカン地区にある、「The Blue House(La Casa Azul)」 とも呼ばれる、フリーダ・カーロの人生を知るべく、ディエゴ・リベラと暮らした郊外の家へ行ってきました。そこにあったものは、ディエゴへの愛と、彼女自身の苦しみでした。
メキシコ現代美術を代表するフリーダ・カーロと、その夫ディエゴ・リベラが1929年から54年まで実際に住んでいた家がそのままミュージアムとなっていて、彼女の作品や家族写真、衣類や家具など、パーソナルなものが当時のまま置かれてます。フリーダとディエゴはメキシコの500ペソ紙幣に裏と表で描かれるほど知らない人はいない。
若い頃に患った事故による体の痛みと子供を産めない苦しさから、絵を描くことに没頭する日々。そんな中で生まれた作品たちを目の前にしてみると心打たれます。

フリーダは6歳の頃に、急性灰白髄炎で一年近く寝たきりになり、18歳の時には乗っていたバスが路面電車と衝突し、子宮に鉄棒が貫通、背骨、肋骨、骨盤、鎖骨は砕け、右足はつぶれ、不自由だった右脚も10ヶ所以上が骨折するという悲惨な大事故に巻き込まれます。 以降、乱暴な手術が繰り返され、彼女はギブスやコルセット無しでは生きられない体になりました。

フリーダが描いたほとんどの絵は自画像。その時の彼女自身の状況や心情を絵にぶつけ、悲しみや苦しみ、痛さが溢れていて、見るのも耐え難く感じる作品ばかりです。

flida works_6

家族とそしてフリーダのポートレートも至るところに飾られてます。

衣類や家具、パーソナルなものが当時のまま

Profile

Elli-Rose(エリーローズ)12歳で篠山紀信氏撮影の写真集でデビュー。イギリス人の母(スタイリスト)と日本人の父(フォトグラファー)の間に生まれ、英語と日本語のバイリンガル。ティーン誌などを経て、大人気女性誌「ViVi」モデルを10年務めて卒業、現在は「sweet」「Gina」など様々な女性ファッション誌に出演。2008年から始めたDJ活動も人気を呼び、DJ活動は年間60本以上。日本各地のみならず、イビザや台湾、LA等、ワールドワイドに活躍中。

Recomended Post