Culture / Post
21世紀少女 vol.1
(左上から時計回りで)パソコンにはAmazon.comで購入したレインボーカラーのケースを付けて。家とアトリエの鍵。「平面すぎる表現方法が好き」なサイババのキーホルダー付き。自分へのご褒美として“ITS”の受賞賞金で購入した「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」のバッグ。iPhone5。待受画面はコレクションのバッグステージ。
彫刻家 大石雪野さんの協力で制作した鶴のネックレス。
イメージドローイング(珍しく真面目に描いた)。
ブランドのイメージヴィジュアルは物干しハンガーに吊るしてアトリエの片隅に。
(左上から時計回りで)よく制作に使うお気に入りのパーツ。小さなインコ、10個で500円。盆栽の指輪。盆栽に雷が落ちているイメージからデザイン。制作したユニコーンのバッグ。両肩に掛け、胸の前に下げる。
「ここのがっこう」で同期生だった“ボクトウ刺繍”のデザイナーとの共同作品。
(左上から時計回りで)2012-2013の「NORIKONAKAZATO」のカタログ。カメラマンはMonika Mogi氏、Shusaku Yoshikawa氏など。
ニードルパンチで顔を作った雲。インスピレーション源の一つである洋書。トイレットペーパー・マガジン(左)と、ヨーガン・テラーの写真集(右)。
(左上から時計回りで)制作した鳥とプラズマボールのネックレス。2014年「SFW」にてショウを開催したときのバックステージ写真。
アトリエの壁。写真家Monika Mogi氏撮影の自分の作品を貼っている。
21世紀少女 vol.1
デザイナー中里周子
カオスアートのニューエイジ
フォトグラファー田口まきと、小誌エディトリアル・ディレクター軍地彩弓がお送りする連載「21世紀少女」。クリエイターやアーティストなど、21世紀的な感覚を持つ新世代女子を紹介。ファッションブランド「NORIKONAKAZATO」デザイナーの中里周子のアトリエに潜入し、4人の仲間たちと無造作に置かれた制作材料に囲まれながら、彼女の頭の中を探った。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2015年3月号掲載)
the recipe of me 私の頭の中 21世紀的感覚を持った新世代女子は、普段どんなことを考えているのだろう? そのヒントは、彼女たちの周りの“モノ”にもちりばめられている。生活必需品から自分の作品、大切にしているものたち。中里周子のアトリエからは、彼女の世界観の断片がたくさん発掘された。
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Photos:Maki Taguchi
Direction:Sayumi Gunji
Text:Rie Hayashi
Profile
中里周子(Noriko Nakazato)
1988年、東京都生まれ。「NORIKO NAKAZATO」デザイナー。東京藝術大学大学院博士課程(本郷研究室)在学中。欧州最大のファッションコンテスト「ITS(イッツ)」ジュエリー部門のグランプリを受賞。