世界屈指の肖像専門美術館、ナショナル ポートレート ギャラリー(イギリス・ロンドン)。ポートレートを通して歴史と文化に光を当てるその活動を、シャネルがサポート。世界的アイコン×写真家による珠玉の作品群が、シャネル・ネクサス・ホールに集結する。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2026年11月号掲載)


世界初の肖像専門ギャラリーとして創設され、絵画、彫刻、写真、映像など、25万点以上のコレクションを誇るナショナル ポートレート ギャラリー。古くはシェイクスピアや歴代国王、近年は俳優やミュージシャンに至るまで、人物の肖像を通してイギリスの歴史と文化に光を当てる、世界でもユニークな美術館だ。シャネル カルチャー ファンドは同館とのパートナーシップのもとに支援プログラムを展開。作品の調査・新規収蔵を行うなど、独自のサポートに取り組んできた。



この活動を背景に、時代を映し出すポートレート写真の魅力に迫る展覧会が、シャネル・ネクサス・ホールで開幕する。ポートレートは、レンズの前に立つ被写体とシャッターを切る写真家、二つの創造的な力によって紡がれるもの。オードリー・ヘプバーンとセシル・ビートンのように、スターの歴史的イメージを作り上げたコラボレーションの一方で、会話中のケイト・モスの表情を写したコリーヌ・デイのモンタージュや、ハリー・スタイルズの素顔を捉えたマーティン・パーのスナップショットなど、私的なムードの作品が時代の空気感を象徴することもある。
本展は1950年代から現代まで、イギリスの映画、音楽、ファッションを象徴するアイコンたちのポートレート約60点で構成。写す者と写される者、響き合うイメージとアイデンティティ――その一瞬の輝きが、歴史を照らす光となり、私たちを魅了する。
「Icons and Image Makers ナショナル ポートレート ギャラリー展」
同館が誇る世界的アイコンのポートレート約60作品を展示。最新情報はサイトを参照のこと。
会期/10月2日(金)~11月29日(日)
会場/シャネル・ネクサス・ホール
住所/東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
URL/https://nexushall.chanel.com/program/2026/npg/
Edit & Text : Keita Fukasawa
