
マチュー・ブレイジーが新たな物語を紡いだシャネルの2026年秋冬 コレクションは、ガブリエルが築いたスタイルとの対話からはじまった。メゾンを象徴するコードはそのままに、レイヤードやプロポーション、素材の意外な組み合わせによって、自由でパーソナルな美学へと生まれ変わった。端正な表情に潜む違和感、マスキュリンとフェミニン、日常性と華やぎ。相反するものを軽やかに行き来するスタイルには、纏う人自身が完成させる余白がある。俳優の岡本多緒が、新たなエレガンスを映し出す。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2026年11月号掲載)
バランスで遊ぶエレガンス

素材違いの深いVネックのニットベストをレイヤードし、しなやかに揺れるブラックのスカートを合わせて。シンプルなアイテム同士ながら、長めのベストと低い位置に配したレッドのベルトが、スタンダードなスタイルを大胆に見せる。イヤリングと胸元のブローチの輝きがアクセントとなり、エレガンスを更新する。
レイヤードが奏でる新しいリズム

ツイードとラメ、表情の異なるトップを幾層にも重ね、自由なレイヤードへと解き放つ。グレーを基調に、淡いブルーを覗かせた繊細な色の重なりと、ジャケットやベストに施された装飾が豊かなテクスチャーを描き出し、バランスの意外性が個性を引き立てる。
マスキュリンの先へ


ブラックのジャケットに白いシャツ。端正なテーラリングを軸に、バランスやディテールでしなやかな印象に。ロゴを象ったゴールドボタンや、ジャケットの裏地に忍ばせたプリント。メンズ服にも通じるさりげない遊び心が、着る人に密かな喜びをもたらす。
Chanel
シャネル カスタマー ケア センター
TEL/0120-525-519
URL/www.chanel.com/
Photos:Yusuke Miyazaki Model:Tao Okamoto Styling:Rena Semba Hair:Chika Makeup:Yuka Washizu Edit:Michie Mto Cooperation:Baack Grounds Factory, Props Now, Awabees
Profile

