世界90ヶ国以上、650軒を超える独立系ラグジュアリーブティックホテルが名を連ねる、世界有数のホテルブランドグループ、スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(以下SLH)。平均約50室という小規模なホテルが中心で、ラグジュアリーでありながら、それぞれの土地の文化や自然、歴史を感じることができる個性豊かな滞在体験を提供している。今回はそのSLHの中から、パリ滞在におすすめの3軒を紹介。パリの街とパン屋に精通したパン野ゆりがレポート。vol.3はル・ナルシス・ブラン・ホテル&スパ。

エッフェル塔とアレクサンドル三世橋から歩いてすぐ。パリらしい気品ある通りに佇む「ル・ナルシス・ブラン・ホテル&スパ」は、静かで洗練された大人の隠れ家ホテル。

名前の由来は、ベル・エポック時代に活躍した伝説の舞姫クロ・ド・メロード。芸術家たちを魅了し、ドガやロートレック、プルーストらが称賛した存在だというから、物語性もたっぷり‼︎


館内はパウダーピンクと花のモチーフが印象的で、クラシックにほんのりモダンを効かせたデザイン。ロビーからラウンジ、ガラス張りのブドワール、中庭のようなパティオまで、空間はまるでパリのアパルトマンの延長線。好き。


客室は全30室と7つのスイート。テラス付きの部屋や屋根越しの景色を楽しめるバスルームなど、どこもロマンチックで静かな時間が流れております。


こちらは私が宿泊したエグゼクティブスイートのお部屋。やわらかなベージュに包まれた、光あふれるエレガントな客室。高い天井とゴールドのモールディングが上品さを演出しつつ、ツインベッドや丸みのあるチェアがほどよくカジュアルで今っぽい。
大きな窓から差し込むパリの自然光とグリーンが心地よく、朝はコーヒー、夜はワインが似合う空間♡(モーニングがお部屋で楽しめるのもポイント高し。)
クラシックとモダンが溶け合う、静かにうっとり過ごしたい大人のための一室。
さ‥ら‥に‥‼︎ 地下のスパとプールで心と身体をほどいたら、その日はもう完成。ここは観光の拠点ではなく、滞在そのものを味わうための場所♡
実際私以外にもサウナに入ったり、ヨガを楽しんだり…各々マイペースに優雅な時間を過ごしてる方がたくさんいました。

そして翌朝はゆっくりパンを楽しむモーニングから♡ クロワッサンはもちろん、ブリオッシュやドライフルーツ入りのカンパーニュ、パウンドケーキも。シンプルなハムとチーズ、フルーツやグラノーラもありました。

クロワッサンは白焼きで質感はセミマット。いいぞ。フォルムも完璧。手に取るとフワリと軽くて、かじると“サクッ”のあとにフニャリ〜と崩れる系クロワッサン。歯がなくてもイケる。飲めるクロワッサン。結構好き。

パリの朝のお決まり。パンオショコラ♡
パン・オ・ショコラは中のチョコがとろり。甘すぎなくて朝にちょうどいいバランス。バゲットやブリオッシュもあって、今日はシンプル派?甘党派?って選ぶ時間も楽しい♡
なめらかなバターと甘酸っぱいいちごジャムをパンの上に迷わずたっぷりのせたら即優勝。
さらにハムとチーズをバゲットに挟めば即席サンド。派手じゃないのに、ちゃんと美味しい。
焼きたてパンで始まる朝は、それだけで最高のご褒美。今日もいい日になりそうって思える、そんなホテルのパンモーニングでした♡
Le Narcisse Blanc Hôtel & Spa
住所/19 Blvd de la Tour Maubourg,75007 Paris
URL/www.slhhotels.jp/hotels/le-narcisse-blanc-hotel-spa/
Profile











