アメリカ・ルイジアナ州南部の活気あふれる都市、ニューオーリンズ。歴史ある蒸気船に乗り込み、レースやストライプ、セーラー帽のマリンルックを纏えば、非日常の世界へと誘われる。軽やかな春の風に包まれながら、新たな冒険が今、始まる。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年4月号掲載)

固定概念にとらわれず、自由な女性像を追求したコレクションは、軽やかで開放的。アイコニックなツイードのセットアップに、繊細なシアー素材のブラウスを合わせると、フレッシュなムードが漂う。

無限に広がる現在にフォーカスし、多様性を表現したコレクション。マリンテイストのトップスと大胆なフリンジスカートを纏い、冒険の旅へ出かけよう。

「ソフトパワー」をテーマに、ボリューム感と軽快さを兼ね備えた象徴的なルックが登場。存在感あるバルーンスリーブのジャケットから素足を覗かせ、自由で大胆なスタイルを取り入れて。

ロマンティックとハードな相反する要素を取り入れ、芯のある女性像を演出。繊細なレースとミリタリーカラーのトレンチコート、アーガイル柄のタイツにサンダルを組み合わせ、モダンに昇華させて。

限られた素材で作られたコレクションには、服の本質に基づいたクリエーションが詰まっている。胸元の切り込みがグラフィカルに魅力を引き立て、優しさと凛としたムードを漂わせる。

アイルランドの「妖精の伝説」に着想を得て発表されたコレクション。英国のテーラードの伝統にロマンティックなレースを施し、フェミニンなアレンジが加わったスタイル。

ピュアさと強さを兼ね備えたオールホワイトのスタイルが、これからの旅の始まりを盛り上げる。インパクトのある襟とマキシ丈が印象的なコートを纏えば、自分らしさが一段と際立つ。

ストライプやセーラーパンツ、風になびくフリンジなど、マリン要素が多く用いられた今シーズン。構築的なシルエットのドレスを主役に、同色のマリンハットでトータルコーディネート。

色、花、人を象徴する「ローズ」をテーマに女性の物語を発表した。マイクロミニに太めのベルトをローウエストで施し、60年代のレトロなムードを演出。頭にスカーフを纏い、リゾート気分を楽しんで。

構造、技術、生地、持続可能な慣行における革新に焦点を当て、女神に捧げる作品を展開。環境に配慮した素材で仕立てられたボリュームのあるミニドレスに包まれて、洗練されたオーラが放たれる。

繊細なディテールのフリルレースが、海の色に浮かび上がる。バックスタイルで大胆に肌を見せたニットトップに、サテン生地スカートの異なる素材を組み合わせ、エレガントでセンシュアルな一面を覗かせる。
Photos:Ina Levy Styling: Ashlee Barrett-Bourmier Hair & Makeup: Eric Polito at Art Department Model: Sasha Knysh at Muse Management Casting: Tess Wilcox Casting Retouch: Paul Drozdowski Photo Assistant: Emma Harries Locations: New Orleans Steamboat Natchez / Park View Historic Hotel Special thanks to Hotel Saint Vincent Edit & Text: Maki Saito