プールやサウナ、ナイトラウンジも! 石垣島に大人のためのラグジュアリーホテル「seven x seven 石垣」が誕生
2024年9月9日(月)、新石垣空港から車で約18分、太平洋に面したマエサトビーチに近いエリアに、ホテル「seven x seven 石垣(セブン バイ セブン 石垣)」がオープンした。「seven x seven」は常に変わりゆく“今の時代のラグジュアリー”を再定義し、世に新しい価値や楽しさを付与し提案するホテルブランドだ。地方都市を中心にローカルを楽しむ旅の拠点として展開してきた「fav」に対し、 「seven x seven」はロケーションに恵まれた立地に展開している。「seven x seven 石垣」は、福岡市・糸島エリアの「seven x seven 糸島」に続く2施設目だ。
「エディション」や「モクシー」を手掛けたデイビット・ミスキン氏が監修した新ホテル
「seven x seven」は、その土地のロケーションに合わせたホテルデザインや、アメニティや食など、贅沢と自由を調和させたホテルステイをコンセプトに掲げる。そして、QRコードによるスマートチェックインやスマートカードキー、デジタルコンシェルジュを導入することでセルフホスピタリティを推奨し、ゲスト一人ひとりの楽しみ方を尊重しているのが特徴だ。
ホテルに一歩足を踏み入れると、沖縄県を代表する石材“琉球石灰岩”を用いた白を基調とした建築と、草木を豊富に取り入れたボタニカルな空間が広がる。
「seven x seven」のブランド開発、デザイン監修を行っているのが、ニューヨークを拠点に活動するクリエイティブディレクターのMiskin(デイビット・ミスキン)氏。
世界最大のマーケティングカンパニーであるIrisWorldwideで多くのブランド開発に関わり、ランボルギーニやネットフリックス、ホテル関連では、MarriottグループのEDITION、Moxyなどを手掛けた。
全室テラス付き、プライベートプールやサウナ、ジャグジーを備えた客室も
客室は全121室、21タイプ。全室テラス付き、室内は床から天井までガラス張りで、パノラマビューを実現している。
180平方メートル~のスイートルームは全4タイプ。183.9平方メートル(うち94.2平方メートルはテラス)の広さを誇るプライベートプールとサウナ付きのスイートルーム「ザ・セブンプールスイート」や、ジャグジーを備えた100平方メートルの広さの「ザ・セブンオーシャンスイート」など、開放的なゲストルームが揃う。
広さ70~100平方メートルのデラックスタイプは、大人数でも快適に過ごせる広々とした空間。40~70平方メートルを中心としたスタンダードタイプは、シンプルかつミニマルなデザインだ。
客室には冷蔵庫、乾燥機付き洗濯機、ハンディ掃除機、電子レンジ、鍋やフライパンなどの調理器具や食器類などのキッチン用品が揃う。
洗剤も備えられているなど、長期滞在も快適に過ごせる部屋となっている。
ジャグジーやカバナを備えたインフィニティプール&ファミリープールを完備
館内には、ホテルフロントからつながるファミリープールと、インフィニティプールを完備。2つの異なるプールにはジャグジーやカバナ(有料、当日予約のみ受付)があり、朝から晩まで、一年を通して楽しめる。
2階に位置するインフィニティプールは20歳以上限定のプールクラブで、スカイビューサウナやジャグジースタイルの水風呂が設置され、静かでリラックスした雰囲気が漂う。
フィンランド発の世界No.1サウナ&スパブランド「HARVIA(ハルビア)」を採用したサウナでは、敷地内に自生している“月桃茶”を収穫・煮出してロウリュウに使用。プールだけでなくサウナや水風呂からも太平洋を一望できるため、開放的な雰囲気がととのいを後押ししてくれる。
インフィニティプールには、水に足を浸けながらオリジナルカクテルや軽食を楽しめるプールバー「Sky Bar by BATIDA」も併設。「BATIDAトロピカルフローズンマルガリータ」(1,800円)をはじめとしたフローズンマルガリータ各種や、島食材を使ったアイランドインスパイアードカクテルを味わえば、より一層リゾートステイを満喫できるはずだ。
プールバーを挟んで向かい側には、アウトドアラウンジが広がる。こちらでもドリンクやフードをオーダーできるほか、シーシャも嗜めるという大人仕様だ。
週末のナイトタイムなどにはDJも登場し、海外リゾートさながらの盛り上がりを見せる。
1階に位置するファミリープールは、夕方から夜にかけて一層魅力を増す幻想的な雰囲気が特徴だ。
ジャグジーやカバナも完備されているほか、ロビーバーと直結したプールバー、焚火エリアもある。
シーサーの口から水が注がれるロウリュウも! プロサウナー集団「TTNE」監修のサウナ
1階のプール脇には、ととのえ親方こと松尾大氏と、サウナ師匠こと秋山大輔氏が主宰する、サウナクリエイティブ集団の「TTNE」が監修する、日本最南端の本格フィンランドサウナ「シーサーサウナ」もある。シーサーの口から噴射される水がロウリュウに注がれるさまや、サウナストーブをデイゴの花に見立てた沖縄ならではのデザインも面白い。
さらに石垣島では珍しい屋内バスもあり、温水、冷水は2タイプが揃う。一日の疲れを広々とした屋内バスでも癒せるはずだ。
ラテンイタリアンレストランやバー&ナイトラウンジで南国リゾートステイを満喫
ホテル館内には、株式会社fridaysが運営するレストランとプールバー、地下にバー&ナイトラウンジがある。メインダイニングは、沖縄県・石垣島産の食材を使用したオープンキッチンでのライブパフォーマンスが自慢のオールデイダイニング「BATIDA(バティーダ)」だ。
温かみのあるクラシカルなイタリア料理をベースに、多彩なタパス料理が魅力のスパニッシュ、ハーブやスパイスを多用するメキシカンなど陽気で楽しげなラテンのエッセンスを加えた料理が並ぶ。
メインディッシュには、石垣牛の経産牛である「新里牛」を使用したステーキや、地元石垣の養鶏場で飼育された南ぬ鶏(ぱいぬどり)とケソ・ブランコチーズを使ったタコスなど、石垣食材が目白押し。ゲストの目の前で仕上げる「BATIDA風ワカモレ」や、イタリア・ナポリから取り寄せた薪窯で焼き上げるピッツァ3種など、幅広いメニューが揃う。
そして注目したいのが、地下一階に秘められたナイトラウンジ「Red.」だ。大人の遊び場をコンセプトに、レッドとブラックで統一されたシックでモダンな空間で、世界各地から集めた200種類のジンをお好みのスタイルで味わえる。
さらに、モクテルや地元グルメでもある「八重山汁なし混ぜそば」をはじめとする軽食、デザートもラインアップ。シーシャ(6,000円~)やビリヤード(60分2,500円)も楽しめるほか、個室のカラオケ(60分2,500円)まで備えられている。石垣島にいながら、思う存分ハイエンドなナイトライフを満喫できるのが嬉しい。
石垣島にこれまであったリゾートホテルとは一線を画す、ハイセンスでラグジュアリーな「seven x seven 石垣」。ここに滞在することを目的に石垣島を訪れたいくらいの、ディスティネーションホテルと言えそうだ。
seven x seven 石垣
住所/沖縄県石垣市真栄里254-19
URL/https://sevenxseven.com/hotels/ishigaki/
※価格は税込、サービス料別途10%加算
Photos & Text:Riho Nakamori