開けチャクラ! バービーのモヤモヤ相談室 vol.30「アラサーの健全な遊び方を教えてください」
体や性をめぐるあれこれ、人間関係や恋愛、社会についてなど、読者の抱える「モヤモヤ」をバービーが一緒に考えます。正解は見つからないかもしれないけど、チャクラは開放できちゃうかも?!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2024年5月号掲載)
【今月のモヤモヤ】
「アラサーの健全な遊び方を教えてください」
大学時代から付き合っていた彼と別れ、今は誰かと真剣に付き合うよりも遊びたい気持ちでいっぱいです。ただ、友達はほとんど結婚しており、どう遊んでいいかわかりません。そもそも今から遊ぶなんて痛い? アラサーの健全な遊び方を教えてください。(かよ・28歳・会社員)
【バービーからのメッセージ】
痛いかどうかは気にしなくてOK。
遊べるときに思い切り遊んで!
この連載がスタートして早や3年。かよさんのような質問を待っていました! 私が真っ正面から答えられる相談が来てとてもうれしいです。さて、アラサーで遊ぶなんて痛い? ということですが、そんなことありません。というより、遊ぶときに痛いかどうか気にしていたら楽しく遊べません。私の周りには全く遊ばずに結婚したことを後悔している人もいますから、遊べるときに思い切り遊んだほうがいいと思います。
ちなみに「遊び」とはワンナイトを含むライトな付き合いだということを前提に話しますが、私が一番旺盛だったのは30代半ば。恋の主戦場はマッチングアプリでした。いろんな方がいましたが、相性のいい人と出会うために気をつけていたことがあります。それは相手の一人称とプロフィール写真をチェックすること。一人称が「俺」で、プロフィールにDJ、車、釣りの写真を載せている人は男性性が強い印象で、私は中性的な人が好みだったのでそういう人は避けるようにしていました。そのおかげであまり嫌な思いをせずに済んだかなと思います。一方の私はというと、海外で撮った街並みや花、大根で作ったクマが鍋に浸かっている写真などファンシーなものを載せていました。ちなみにアワビの写真を載せていたときは見事にクズ男性からしかメッセージが来ませんでした。直球はダメですね。マッチした人とは最初からフランクなやり取りをして、ぐっと距離を縮めていました。どんなマッチングアプリを使うにせよ、メッセージのやり取りなどで相手を判断し、とにかく自分のジャッジ能力を鍛え上げるしかありません。
自己責任が伴うことを忘れないで
20代の頃はよく夜の街に繰り出していました。もしかよさんが初めてクラブに行くんだったら、まずは渋谷にあるような横揺れのカジュアルなクラブがいいと思います。港区のクラブはVIPルームの超お金持ちがかわいいインフルエンサーの女の子たちをピックアップしていく様子が目の前で繰り広げられるので、選ばれないと結構落ち込みます。自分が輝ける場所を冷静に見極めることも大事ですね。クラブが苦手だったら近所のバーやスナックを開拓するのもいいと思いますよ。そういう店って近所の飲み屋をたくさん知っている常連さんが一人や二人いたりして、そういう方とつながっていると一気に交友関係が広がります。
最後に。大人の遊びには自己責任が伴うことを忘れないで。ワンナイトを楽しむんだったら、コンドームは絶対に持参。定期的に性病検査も受けましょう。誰かと会うとき、自分のバッグは肌身離さず。どこかの個室に入ったら盗撮用のカメラがないかまずチェックを。最近はペン型とかUSB型の盗聴器もありますから。危機管理能力と自己防衛力を身に付け、楽しくはっちゃけてください。
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Photos:Takao Iwasawa Styling:Natsuki Taniguchi at Takuty Produce & Create Hair & Makeup:Mayu Interview & Text:Mariko Uramoto Edit:Mariko Kimbara