町家を再生した「LE LABO」が京都木屋町通にオープン! 日本初のカフェも併設 | Numero TOKYO
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町家を再生した「LE LABO」が京都木屋町通にオープン! 日本初のカフェも併設PROMOTION

ニューヨーク発のスローパフューマリー「LE LABO(ル ラボ)」が、伝統的な町家を改装した新店舗を2024年3月20日、京都木屋町通にオープン。“五感のサンクチュアリ”をテーマに、これまでのラボとは一線を画する世界に一つだけの特別な店舗が誕生した。

2006年に誕生したル ラボは創業以来、日本の「侘び・寂び」の概念をインスピレーション源にスタイルを確立してきた。京都で2店舗目となる新店舗は、明治12年(1879年)に建てられ、かつては酒蔵として親しまれていた町家を改装。床や壁、骨組みはオリジナルの特徴を残しつつ、地元の職人と提携しながら実用的なヴィンテージの美学とスローパフューマリーに必要な要素をプラスした。

フレグランスラボのブースには、通常のスチール製ではなく初めて日本製の再生木材を使用。また元々備わっていたシンクを丁寧に修復し、バス&ボディ製品を体験できるスペースとして蘇らせた。


店舗は2フロア構成。1階部分はフレグランスラボ(2024年夏頃開始予定)を併設した店舗で、フレグランスに好きなメッセージや名前を23文字以内でその場で入れることができる「パーソナライゼーション」サービスを提供。LE LABO KYOTO MACHIYA先行で、日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)のメッセージを入れることができる。


また母屋と裏庭を抜けた先にある蔵には、世界3店舗目・日本初出店となる「ル ラボ カフェ」を併設。テイクアウト専門で、コーヒーや紅茶、ヴィーガンのペストリーが楽しめる。


2階にある2つの畳の部屋は、それぞれユニークな体験ができる空間に。「調香の間」は何百種類ものエッセンシャルオイルや調香師のノートを展示した、調香師の仕事場を再現したスペース。もうひとつの「工匠の間」は日本の職人やアーティストを迎え、オープンなアトリエのように運営される予定だ。

ル ラボ グローバル・ブランド・プレジデント兼クリエイティブ・ディレクターであるデボラ・ロイヤーは、次のように語っている。

「侘び・寂びの永遠の学び手として、私たちは、ゆっくりと動き、雑音を静め、ありのままを受け入れ、予期せぬことのために余白を許容することから生まれる魂の美に常に導かれ続けています。この意志が私たちを導き、私たちがスローパフューマリーの技術を通して分かち合いたい感情を形作っているのです。

京都は長い間、インスピレーションの源であり、私たちの最も深い価値観を体現する場所でありました。クラフツマンシップや古くから受け継がれてきた技術の系譜は、私たちがより広い意識の場から感覚の言語にどのように敬意を払うかを探す際の道標なのです」

歴史と伝統が息づく京都ならではの特別な空間で、ブランドの世界観を存分に体感したい。

LE LABO KYOTO MACHIYA ル ラボ 京都町家
LE LABO CAFE KYOTO MACHIYA ル ラボ カフェ 京都町家

住所/京都府京都市中央区木屋町四条上る2丁目下樵木町206番地
TEL/075-708-3905
営業時間/10:00〜19:00

URL/lelabofragrances.jp

Text: Natsumi Matsuoka

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