Fashion / Feature
偏愛スカーフ物語 vol.6 フリーランスPR 加藤万貴
たった一枚の布。その図柄や色、素材によって表現できる世界観の奥深さと、多様性、そして機能性。シンプルでありながら、一言では語りつくせない魅力で愛されているスカーフ。十人十色の物語を探るべく、愛用品を見せてもらった。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2023年9月号掲載)
加藤万貴|フリーランスPR
日本ならではの独自性と技術が凝縮した一枚
「『日本の伝統技術の継承』を掲げるブランド、ラストフレーム。ユリの花、熱帯魚、数字などがコラージュされたスカーフは、エレガントなシルクスカーフのイメージを覆す、毒っ気のあるグラフィックとモダンな色使いがポイントです。
ジャカード織りのブランドロゴが光の加減によって見え隠れするところもユニーク。最近はTシャツに合わせています。ほかにも、バッグのストラップに付けたり、手首に巻いてブレスレット代わりにすることもあります」
Photos:Kouki Hayashi Edit & Text : Aika Kawada
Profile
加藤万貴Maki Kato
ファッションブランドでPRを務めたのち独立。現在はフリーランスでファッションを中心に、ライフスタイルなどさまざまな分野に携わる。