【女子のためのサウナ道 vol.6】“サ旅”で訪れたい! 極上デスティネーションサウナ | Numero TOKYO
Beauty / Feature

【女子のためのサウナ道 vol.6】“サ旅”で訪れたい! 極上デスティネーションサウナ

ここ数年で女性までも一気に虜にした、話題の“サ活”。笹野美紀恵さんが女性目線で手掛けてきたリゾートサウナの一部をご紹介。サウナでととのい、旬の食事をいただくのは“サ旅”の醍醐味! (『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2023年5月号掲載)

【シリーズ】女子のためのサウナ道
【vol.1】”ととのう”って何? サウナのイロハ
【vol.2】初めてのサウナ攻略法。正しい入り方と効能を解説
【vol.3】初“ととのう”体験をするなら個室サウナへ
【vol.4】サウナ×美活。ビューティサウナでキレイを磨く
【vol.5】仕事や遊びついでに! 個性豊かなサウナをチェック
【vol.6】“サ旅”で訪れたい!極上デスティネーションサウナ

お話を聞いたのは…
笹野美紀恵 
サウナ愛好家の聖地「サウナしきじ」オーナーの娘。株式会社ONEBLOW代表。明治学院大学でファッションマーケティングのMBAを取得。現在は全国のサウナのプロデュースを行うほか、『ANA翼の王国』で連載を持つなど雑誌やTVなどで活躍中。著書に『キレイをかなえる「しきじの娘」の速効サウナ美容』(主婦の友社刊)。

北の大地と一体化! ガラスドームのサウナ

世界初、360℃パノラマビューのドームサウナが今春新設されたのは、釧路の阿寒湖温泉で創業68年を迎える旅館「あかん遊久の里 鶴雅」。露天風呂の一部に作られたドームは、特別なペアガラスを使用することで室温を約80~85℃にキープ。昼間は阿寒湖の大自然を、夜は星空を眺めながら楽しめるのが何とも贅沢!阿寒湖のマイナスイオンをたっぷり浴びながら外気浴をすれば、大自然と一体になる究極の “ととのい”体験が叶う。大浴場内のサウナも本格的なフィンランド式に一新。大自然に抱かれるサウナを堪能し、北海道の海と山の幸の料理に舌鼓を打つ。阿寒湖の“ととのい”旅へぜひ。

あかん遊久の里 鶴雅
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-6-10
0154-67-4000
www.tsuruga.com
24時間営業 無休
1名1泊2食付 19,800円~(2名1室利用の場合)

美が目覚める、京都で嗜むご褒美サウナ

昨春、「再生」をコンセプトに比叡山と高野川に挟まれた京都・八瀬にオープンした話題のホテル。“お茶”と“蒸湯”を通じて体を内外から巡らせて美しくなれる特別な体験を提供する。笹野さんがプロデュースにあたりヒントにしたのは、八瀬に残る窯風呂という日本最古の蒸湯文化。飛鳥時代、壬申の乱で大海人皇子が負った矢傷を癒すために献上されたという記録があるそう。3 種の完全予約制プライベートサウナ「蒸庵」のうち、「美蒸」は特殊な光でコラーゲンを活性できる美肌サウナ。水風呂には、比叡山の地下水を使用するなど細部にまでこだわり、和モダンな空間で新しい自分に出会える。

モクサ
京都府京都市左京区上高野東山65
075-744-1001
https://moksa.jp
24時間営業 無休
1名1泊 39,600円〜(参考価格、ディナー・朝食・サービス料込み)
サウナ利用料金(75分3名まで)炭蒸19,800円、美蒸16,500円、檜蒸13,200円

「蔵」サウナで歴史を感じるサ旅を

滋賀の近江八幡にある1日2組限定の宿「旅籠 八(わかつ)」。隠れ家のようなこの宿に作られたのは、「蔵」サウナ。重要文化的景観内にある土蔵をリノベートし、土壁や木の梁を活かしながら洞窟風呂のような趣のあるサウナスペースへと生まれ変わらせた。薪ストーブを使用し、藁をふんだんに敷き詰めたことで、蒸されるような温かさに包まれる。ロウリュによもぎやハーブを使用して低温多湿でじんわり温まるサウナは女性にも好評。客室も、江戸時代の梁や瓦を取り入れたデザインで、タイムトリップした気分とともに洗練されたひとときを過ごせる。

旅籠 八
滋賀県近江八幡市玉屋町6
0748-36-2745
https://wakatsu.jp
24時間営業 無休
サウナリトリートプラン 宿泊料金(1名1泊2食付45,000円〜+サウナ) 10,000円

特集「女子のためのサウナ道」をもっと見る

Edit & Text : Naho Sasaki

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する