レディー・ガガ、アカデミー賞でノーメイクの「本当の」自分を見せたかった | Numero TOKYO
Culture / Post

レディー・ガガ、アカデミー賞でノーメイクの「本当の」自分を見せたかった

©Bang Media International
©Bang Media International

レディー・ガガは、アカデミー賞授賞式にノーメイクで出演することで「本当の」自分を見てもらいたかったそうだ。華美な衣装とメイクで知られるガガだが、12日(日)の授賞式では『トップガン マーヴェリック』のサウンドトラック『ホールド・マイ・ハンド』をすっぴんで歌った。プロデューサーのリッキー・カーシュナーによると、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の撮影に多忙なガガは、何か華やかなことをする「時間がなかった」ため、素顔でステージに上がったという。

カーシュナーはハリウッド・リポーターにこう語っている。「私たちは長年ガガと信頼関係を築いてきました。スーパーボウルを一緒にやったし、 同式典のプロデューサーを務めるグレン・ウェイスはアカデミー賞での 『シャロウ 〜「アリー/ スター誕生」 愛のうた』 など、ガガの多くの賞のパフォーマンスを担当してきました」「彼女は本当に何かをしたかったのです。正に『ジョーカー』の続編映画の撮影中だったので、そこに仕掛けは一切ありませんでした。そして木曜の4時ぐらいに、彼女が何かをやってみたい、大きなパフォーマンスをする時間はないけれど、本物のガガを生で見てもらいたいというテキストを受け取ったのです。あの声があればそれ以上のものはいりませんよね」

またカーシュナーは自分の仕事の一部は「流れに身を任せる」ことであり、ガガが出演できるかどうかは一か八かだったと振り返り、こう話している。「私たちは会場にいる人たちや家で見ている人たちのために番組を作っています。出演できる人もいればできない人もいる。グレンは水曜日に(授賞式前の記者会見で)正直にガガは出演しないだろうと言いましたが、木曜と金曜にそれが変わったのです。私たちはただ流れに身を任せ、その場にいる人たち、そして私たちが働いている人たちのために番組を制作するだけです」

 


 

Photo: Bangshowbiz

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する