祝! ザ・リッツ・カールトン大阪25周年 長年愛される魅力とは? キャンペーンも発表! | Numero TOKYO
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祝! ザ・リッツ・カールトン大阪25周年 長年愛される魅力とは? キャンペーンも発表!

18世紀の英国の邸宅に招かれたような、エレンガンス漂うザ・リッツ・カールトン大阪。日本において初めて門戸を開いたのは1997年のこと。今年の5月23日、開業25周年を迎えます。長年愛され続ける魅力を伝えつつ、目下、開催中の日本文化をフィーチャーした特別な宿泊プラン「A Gift Like No Other~とっておきの贈り物~」を体験レポート。さらに開業記念プロモーションの内容も、いち早くお届け!

“18世紀の英国貴族の邸宅”がコンセプト。古き良き時代にタイムトリップ

ホテル王セザール・リッツのサービス哲学を受け継ぐインターナショナルなホテルブランド、ザ・リッツ・カールトン。目下、日本国内では5つのプロパティが展開していますが、その第一号が、こちらザ・リッツ・カールトン大阪。

コンセプトは、 “18世紀の英国貴族の邸宅”。その重厚感とエレガンスが香る空間、洗練のおもてなしは、開業以来、今も変わらず、日本のラグジュアリーホテル・シーンを牽引し続けています。

たとえば、チェックイン。車寄せのある正面玄関ではシルクハット姿のドアマンが扉を開き、ゲストを館に招き入れます。一歩入った館内は、チェコ製のシャンデリアから光がこぼれ、イタリア製のピンクの大理石にペルシャ絨毯、木目が美しいマホガニーの壁、英国のジョージア様式でまとめられたロビーが広がります。まるで18世紀の貴族のお屋敷に訪れたよう。

フロントの壁にはドイツの画家ハーマン・コッホの「突然の来訪者」が飾られ、18~19世紀を中心とした絵画や骨董品など、多くの美術品に迎えられます。その数、なんと450点! もはや、美術館! 宿泊ゲスト向けに館内アートツアーも開催されています。

フロントからさらに進むと、薪をくべる暖炉に、ウェッジウッドの「インディアンツリー」(1890年頃のアンティーク)の食器コレクションが収納されたキャビネット、季節のフラワーアレンジメントなどが目を楽しませてくれます。

そしてホテル・オリジナルのフレグランス「ミスティーク」の香りや、ザ・ロビーラウンジから届くピアノ演奏で、五感が優雅に満たされます。訪れてわずか数分で、ザ・リッツ・カールトン大阪の世界観に没入です。

ちなみに、なぜ18世紀なのか? これは、時を越えて息づく、人生の豊かさや質の高さが最も感じられた時代だから。急ぎ足の21世紀を忘れて、ひと時、優雅な時代へと旅してみるのはいかがでしょう?

高層階から大阪を一望する、ジョージア様式の客室

291の客室は24~37階の高層フロアに位置し、大阪のスカイラインを一望にします。重厚感漂う調度品は、ホワイトハウスにも納品しているベイカー社のもの。どっしりとしたソファに、大理石のバスルームなど、まさにエレガンスの真骨頂です。

憧れは、二面の大きな窓から市街を遠くまで見渡せるコーナールーム。

さらには“ホテルの中のホテル”といわれるザ・リッツ・カールトン・クラブフロアの客室に滞在すると、専属コンシェルジュによるパーソナルなおもてなしも受けられます。クラブラウンジへアクセスでき、朝食やアフタヌーンティー、夕方のオードブルなど1日5回のフードプレゼンテーション付き。クラブフロアは、これぞ、ザ・リッツ・カールトン醍醐味を味わえます。

ミシュラン1ツ星の日本食レストランでとっておきの食体験

館内にはミシュラン一ツ星のレストラン「フランス料理 ラ・ベ」や日本料理「天ぷら花筐(はながたみ)」をはじめ、国内のザ・リッツ・カールトンとしては唯一の中華料理など、えりすぐりのレストランが6カ所も。

今回、日本文化をフィーチャーした特別な宿泊プラン「A GiftLike No Other~とっておきの贈り物~」のうち、大阪では「日本料理 花筐」にて関西の日本酒3種のペアリングセットを体験しました。

チョイスされた3種は、こちら。ザ・リッツ・カールトン大阪オリジナルラベルの「白鷹『花筐』大吟醸」。山田錦を100%使用し、すっきりとした味わい。2本目もこのホテルのオリジナルラベルの「龍力(たつりき) 『米のささやき 上三草』純米大吟醸」。上三草産の山田錦にこだわり、コクと深みが感じられます。3本目は「而今(じっこん) 特別純米 火入れ」。こちらは火入れすることで後味に雑味がなく、濃密な余韻が味わいどころ。

日本酒に合わせた料理は、8品からなるコース。フグと鉄皮の柚子おろし和えの“旬”から始まり、ふわふわの蟹真丈の“椀”、キンメと軽くあぶったヨコワ(若いマグロ)のお造りの“鮮”、あんこうの唐揚げの“温物”、サラダ仕立ての鰤いぶし焼や鯛寿司などを盛り合わせた“組肴”に、米沢の黒毛和牛サーロインのたれ焼きの“焼皿”など。どの料理も見た目に美しく、旬の食材を使って、日本料理のあらゆる技巧で仕上げたもの。

名誉利き酒師の資格を持つソムリエにおすすめを聞きながら、料理に合わせて、3本の日本酒をそれぞれ満喫。この豊かな食文化に、改めて「日本人に生まれてよかった~」と思う、“とっておきの贈り物”です。こちら3月いっぱいまで開催。興味ある方はお急ぎを!

施術前と後では違いは歴然! ESPAのフェイシャルの実力、ありがたや!

「ザ・リッツ・カールトン・スパ」では、英国の「ESPA」を中心に、スイスの「ラ・プレリー」、2つのラグジュアリー・スパ・ブランドのコスメを使用しています。抹茶や酒を使ったメニューなど、日本ならではのメニューも用意。

今回、体験したのは、ESPAのカスタム・フェイシャル60分。ウェルカムドリンクのローマン・カモミール・ティーをいただき、夢のスパ・ジャーニーの始まりです。

セラピストとのカウンセリングで、アンチエイジングに特化したメニューをリクエスト。そして植物性のESPAのオイルのうち、気分にあわせて、使用する2種類をチョイスしました。

まずはスクラブとブラッシングで毛穴のよごれを取り去ります。ふき取った後、顔とデコルテのオイルマッサージ。流れるような手技に、思わずうっとり。血行が促進されたところで、肌に潤いを与える赤土を含んだマスク。その間もヘッドマッサージで頭のコリをほぐしてくれます。ローズウォーターとネロリのローションでマスクオフした後は、美容液で肌全体を整え、目元や髪にもクリームで栄養を。

施術後は顔全体がきゅっと引き上がり、ワントーンアップした明るい印象に! その違いは、傍から見てもわかるほど。鏡を見るのが楽しくなる体験です。 

開業25周年記念! 特典あれこれ、スイートルームに25時間ステイ!

開業25周年を記念して、ザ・リッツ・カールトン大阪の優雅な空間と上質なおもてなしを存分に満喫できる、スイートルームに最大25時間滞在できる、25万円の宿泊プランを発表!

客室は、クラブフロアのスイートルーム。クラブラウンジへのアクセスや、専属コンシェルジュのおもてなしも受けられます。ミシュラン星付きのレストランを含む、館内の好きなレストランでのディナーや、25周年記念ロゴ入りの特別なシャンパーニュ、25周年記念限定グッズのオリジナルマスコットなども。

この特別なプランは2022年4~9月の期間限定。この機会にザ・リッツ・カールトン大阪の長年愛されている、珠玉のステイを味わって!

ザ・リッツ・カールトン大阪

The Ritz-Carlton, Osaka
住所/大阪府北区梅田2-5-25
TEL/06-6343-7000
www.ritzcarlton.com/en/hotels/japan/osaka

 

Text: Chieko Koseki

Profile

古関千恵子Chieko Koseki 旅行ライター。リゾートやエコ、ダイビングなど、国内外のビーチにフォーカスして寄稿。ここ最近は国内のビーチの美しさを再発見し、全国津々浦々を探訪中。目指すは伊能忠敬!? Instagram:@chieko_koseki

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