Life / Food
コンセプトは“オーガニックジャンク”。そこにはオーナーである坂本あゆみさんがドイツで知ったヴィーガン料理の魅力を伝えたいという想いが込められている。8年ほど前は、日本でヴィーガンというと“あっさりした味”というイメージだったが、ヴィーガン先進国であるドイツには、もっとガツンとした味でありながら、上質な油や食材を使っているため胃もたれもしないメニューがたくさんあった。
「はてな代官山」で提供しているのは、そんな心も体も満足できる料理。ドーナツバーガーは、自家製天然酵母で発酵させた生地をココナッツ油で揚げたドーナツに、外側はパリッと中はジューシーに揚げてからスイートチリソースで和えた大豆ミートをサンド。あえて、おしぼりなどを出さない“サービスの悪さ”によって、みんながプラスチックやゴミなどについて考えるきっかけを作っている。
ジャンクな味わいを叶えたドーナツバーガー「はてな 代官山」
ヴィーガン料理と聞くと、どこか味気ない? 物足りない? そんなイメージを覆す、独自の進化を遂げた話題のヴィーガンレストランを紹介(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年1・2月合併号掲載)。
ドーナツバーガー¥1,485
はてな 代官山
住所/東京都渋谷区代官山町10−10−3
TEL/03-6416-4270
営業時間/火〜木 12:00〜18:00
定休日/月
Instagram @hatenadaikanyama
心も身体も地球も喜ぶ
魅惑のヴィーガンフード
Photos:Kenji Mimura Text:Shiori Fuji Edit:Shiori Kajiyama