私たちのニューススタンダード file. 25 「Forget-me-nots」ショップスタッフ 藤代さくら | Numero TOKYO
Culture / Lifestyle

私たちのニューススタンダード file. 25 「Forget-me-nots」ショップスタッフ 藤代さくら

私たちが直面した、いまだかつてない困難。コロナ禍で見つけた新しい価値観について、ファッション業界人に聞く連載シリーズ。 STAYHOME期間を経て手に入れた、それぞれの“ニュースタンダード”とは。第25回目は、セレクトショップ「Forget-me-nots」代官山本店ショップスタッフの藤代さくら。

──自粛期間中に始めた新しい趣味や習慣、活動について教えてください。

「料理するようになりました! 職場にもお弁当を持って行ったり。料理をし始めてから一回の料理で出る生ゴミが多いことに気付きました。これ捨てるの勿体無いな〜と思って、最近は特にベジブロスにハマっています。

野菜の皮やヘタなどの野菜クズを煮てダシをとるんですけど、ポトフの時とかにこれを使うと、コンソメや調味料がいつもの半分の量で済むんです! 野菜の味が出ていて、優しい味になります。他にもセロリの葉っぱをチャーハンに使ったりと、美味しくゴミを減らしてます。アボカドの種を育て始めました(まだ根っこも出てないんですけど笑)」

──コロナ以前と比べて変化したことはありますか?

「洋服を選ぶ時のポイントが変わりました。今までは機能性とか全く気にせず、可愛ければなんでもいい!で洋服を買っていたんですけど、家で過ごすことが多くなったこととマスクを常にしていることが窮屈で、リラックス感も重視するようになりました。お店のオリジナルのスエットパンツがストレートタイプでスリットも入ってるので、綺麗めにも履けるので重宝してます」

──その他発信したいことがありましたら、お聞かせください。

「今年の3月に代官山にオープンしたセレクトショップで働いています。コロナ禍にオープンしたので、スタッフみんなで試行錯誤してやってます。スニーカーをエレガントな洋服に合わせる提案しているので、スニーカーでお悩み中の方やお洋服をお探しの方はぜひ遊びに来てください!」

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Edit: Yukiko Shinto, Nozomi Urushibara

Profile

藤代さくらSakura Fujishiro 1997年生まれ、徳島県出身。 大学時代はUni-Shareというフリーマガジンを制作。PRエイジェンシーにてアシスタントを経験し、現在はセレクトショップ Forget-me-nots代官山本店のオープニングスタッフ。Instagram: @saku_pann

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